冷え予防の腹巻がずれて不快です。ずれない腹巻はありますか?【くらしのお悩み相談室】
文・板倉みきこ
<お悩み>
腹巻は冷え予防のマストアイテムですが、ずり上がったり、ずり下がったり…。
トイレに行くたびに直さないといけないのが結構なストレスです。
丸まった腹巻がお腹あたりでモタついて、着膨れの原因にもなってしまいます。
ストレスのない腹巻ってありますか?
(まこもん・42歳女性)
寒い今の時期はもちろん、冷房対策など、実は1年中活躍する腹巻。その良さはわかっていても、まだ未体験という人も多く、買ってみたものの使いづらくて続かない人も多いよう。
そこで今回は、暮らしにちょうど合う、カラダにいいものの品揃えも豊富な『クロワッサンの店』のスタッフに、今おすすめの1枚を聞いてみました。
Q フィット感がそこそこあって、まくり上がらないものはありますか?
A ニットパンツと腹巻が一体になった、腹巻パンツがおすすめです。
クロワッサンの店のスタッフからも腹巻に関する悩みがいくつか上がり、ならばとオリジナルで作ったのが腹巻パンツです。
超極細繊維のスーパーファインウールを使い、太ももからお尻、おへその上あたりまでをすっぽり包み込んで温めるデザインです。パンツタイプだからまくり上がる不快感はなく、丸まった腹巻がお腹あたりでもたつく、なんてこともありません。
Q 実は敏感肌。ゴムが当たったり、お腹周りの締め付けが強いのは苦手です。
A 伸縮性のあるリブ編みで心地よく、縫い目なしで仕上げています。
出来るだけしめつけ感がないよう、編み地をゆったり調整して快適なはき心地を目指した、フリーサイズ対応の1枚です。また縫い目のないホールガーメント仕上げなので、肌に糸が当たる不快感もありません。
Q ウールは天然素材だからいいんですが、チクチクするのが嫌なんです。
A スーパーファインウールは、チクチクとは対極にある、滑らかな肌さわりが特徴です。
この腹巻パンツには、極細さが特徴の繊維「スーパーファインウール」の中でもさらに細い、直径15.5マイクロン(0.00155ミリメートル!)の超極細繊維を採用しています。
登山用の下着に採用されるほど、肌あたりの優しさは折り紙つき。質感はふんわり、というよりすべすべ、という表現が合っている気がします。
Q 保温性が高すぎると、暖房の効いた温かい室内ではムレが気になることも…。
A 保温性は十分ありますが、同時に通気性、放湿性にも優れた素材です。
薄手のウールですが、保温性が十分ある一方で、登山用の下着に採用されているだけあって、通気性、放湿性にも優れた素材です。
お手入れが楽な点もポイントで、家庭で手洗いしたり、ネットに入れれば洗濯機でも大丈夫。着用後は少し伸びた感じになりますが、洗濯すると元に戻る、耐久性もバッチリです。また毎日洗わなくても、湿度のあるお風呂場に一晩干しておけば、汗の臭いはほとんど消えてしまいます。
Q 色々なアウターに合わせやすいデザインだと嬉しいです。
A シンプルな色、形にこだわった1枚です。
色や見た目を出来るだけシンプルにした、ユニセックス仕様。
クロワッサンの店の男性スタッフにも愛用者がいます。もたつきがないのでパンツの下にも合わせやすいんです。
冬場のスカートやワンピースは、腹巻だとお尻周りがスースーと冷えてきますが、この腹巻パンツならすっぽり下半身を包んでくれるので、冷えの心配がありません。
男性より筋肉の少ない女性。脂肪の多い箇所は筋肉がある場所より冷えやすく、お腹やお尻は冷えが気になる最大パーツ。お尻とお腹をすっぽり包み込んで保温してくれる腹巻パンツがあれば、冷えだけでなく、PMS(月経前症候群)対策にも活躍。冬場、暖房をガンガンにかけて寝ると乾燥が気になるので、睡眠時の暖房は控え、代わりに腹巻パンツを着用するのが体が喜ぶ睡眠法かもしれません。
『クロワッサン』1067号より
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