ためたポイントを効率よく増やすには? まだあるポイ活アイデア。
撮影・青木和義 文・生島典子
さらに効率よく増やす
/もっともっと増やすワザがあります。\
増やし方(1)ためたポイントを投資に回す。
ポイントの使い道の一つに<ポイント投資>がある。これは現金ではなくポイントを株や投資信託などに投資して利益を得ること。ポイ活でためたポイントで気軽にチャレンジできる。
「私は、<楽天ポイント>の期間限定ポイントでモノを買ったり、食事をします。通常ポイントはポイント投資に回すと決めています」(紀村さん)
ポイント投資には、株や投資信託の値動きに連動してポイントが変動する「ポイント運用」と、金融商品をポイントで買う「ポイント投資」の2種類がある。「ポイント運用」は投資を疑似体験してポイントの増減を楽しむものなので、証券会社の口座開設は不要。
それに対して「ポイント投資」は、実際に金融商品に投資するので、証券会社の口座開設の手続きや手数料が必要に。「ポイント投資」はポイント自体は減るが、利益が出たら現金を受け取れる。しかし、損をする可能性もあることを忘れずに。
【ポイント投資・ポイント運用ができるもの】
●楽天ポイント
100ポイントから運用可能(期間限定ポイントは対象外)。アプリ『楽天PointClub』で始める。「アクティブコース」と「バランスコース」から選ぶ。
●永久不滅ポイント
100ポイントから運用可能。クレディセゾンの公式サイトから入って始められる。6つの「投資信託コース」と、「株式コース」から選べる。
●dポイント
100ポイントから運用可能(期間・用途限定ポイント対象外)。『ポイント投資』サイトで開始。「おまかせ運用」「テーマで運用」から選ぶ。
●Pontaポイント
1ポイントから運用可能。『StockPoint for CONNECT』アプリで始める。株やETF(市場全体に連動し、株と同様に売買できる金融商品)を選ぶ。
増やし方(2)ポイントの多重取りをする。
ポイ活を行ううえで、1回の買い物で複数のポイントを獲得する「ポイントの多重取り」はあたりまえ。支払い方を工夫すれば、一度の決済で二重、三重、四重にポイントをゲットできることも。
実店舗での買い物なら、ショッピングモール全体の会員カードでポイントがつき、モールの中で買い物をした店舗オリジナルのポイントがつき、最後はキャッシュレス決済のポイントが付与されて、三重取りができる。
オンライン上の買い物でも、ポイントサイトを経由してポイントサイトの独自ポイントをためて、ショッピングサイトに行ってサイトのポイントをため、最後にキャッシュレス決済のポイントをためるということが可能。
ポイントの多重取りは、その場で判断することはなかなか難しい。自分がよく行くお店でトクする方法はないかを調べて、方法を把握したうえで買い物をすることに慣れていくとよい。
【多重取りの例】
ショッピングモールの会員カードでポイント付与
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モール内の店舗のポイント付与
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キャッシュレス決済でクレジットカードのポイント付与
増やし方(3)ポイントが最大44倍にアップ!
『楽天市場』では、年に4回ほど実施しているセール期間中に、2つ以上の対象のショップで買い物をすることでポイントの倍率が上がる<お買い物マラソン>を実施している。
1000円以上購入したショップの数が2つ3つと増えるごとにポイントが2倍3倍と増え、楽天の各サービスを使ってポイントの倍率が上がる『SPU(スーパーポイントアッププログラム)』と合わせると、最大44倍のポイントがつくことに。方法は、キャンペーンに登録して複数の店で商品を買うというもの。
「ポイントのためにいらないものまで買うのではなくて、いずれ買いたいものをリストアップしておき、セールのときにまとめて買うと、ポイントが大きく変わります。1点ずつでも多くの店舗で買うことがコツ。<Tポイント>も<dポイント>も同様のセールやキャンペーンを実施しているので、その時期に合わせて買い物したほうがおトクです」(紀村さん)
【楽天セール期間なら】
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セール期間中に、本→水→家電→洋服などを買い回る
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MAX10店舗までいくとポイントが44倍になることも!