【試して納得】くつろぎの家時間に寄り添う、さらりと快適なシルクニット。
撮影・中島慶子 文・板倉ミキコ
肌に触れるもの、身に付けるものはからだが喜ぶものにしたい。おうちで過ごす時間が増えたこのところ、その思いが強くなりました。
一方でリモートワークの悩みは、仕事時間とプライベート時間の境がつけにくいこと。ハーブティーを飲んでみたり、穏やかな気持ちになるお香を焚いてみたり……。
オンからオフへの切り替えの試行錯誤を続けた中で、一番心底リラックスできたのが、このサラサラと滑らかなシルクニットに着替えた時でした。
とてつもなくシンプルなデザインのシルクニットの上下。薄く繊細な縫製で上品な光沢があり、天然素材のシルクの良さをしっかり味わえます。
吸湿、放湿に優れた素材だから1年中快適に過ごせるのは言わずもがな。実は人間の肌に近いタンパク質でできていて、最近では、シルクの有効成分を使った化粧品も人気ですから、その美肌効果にも欲張って期待したくなるところです。
五感を癒すことが一番のリラックスになるとは聞きますが、中でも触感の癒し効果をおざなりにしている部分が多い気がします。
一番近くに、そして長時間触れていることが多い衣服であればこそ、肌へのちょっとしたストレスがどれだけ私たちの心に影響を与えているか。お気に入りのタオルケットを、いつまでも手放さない子供の触感への執着心を、大人の私たちがもっと大事にしてもいい気がします。
こちらのシルクニットの上下は、ホールガーメント横編機で編んでいるので、縫製がありません。脇がゴロゴロせずスッキリ。ウエストのゴムの処理も、肌に極力ストレスをかけないよう丁寧な縫製がされていますし、シュッとしまった足首のリブもノーストレス。シルク素材で包まれる快適さを存分に味わえます。
個人的に気に入ったのが、ラベンダーのような甘さを秘めたライトグレーの発色。ポリエステルやナイロンでは叶わない素材感と発色の良さは、インナーとしても活躍します。
部屋着、ですから扱いやすさも重要ですが、こちらはネットに入れて洗濯機でガラガラして大丈夫。洗濯後は形を整えて陰干ししておけば、サラッと美しい質感が蘇ります。
部屋着といえばスウェット…は卒業して、気分も上がるシルクに身を包めば、オフタイムがさらに充実していきそうです。(ライターMikiko)
<商品概要>
■商品名
シルク100% 8分袖無縫製ニット(税抜 7,200円)
シルク100% 裾リブ無縫製ニットパンツ(税抜 7,200円)
■販売:クロワッサンの店
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