リビング、バスルーム、水回り。適材適所でグリーンを取り入れる方法。
撮影・森山祐子 文・松本あかね 撮影協力・二子玉川 蔦屋家電/リライフスタジオ フタコ(パナソニック)/Cu by uka二子玉川店
[バスルーム]悪条件に耐える強い品種のグリーンを。
【POINT】
・多湿、日陰に耐える、丈夫な品種から始める。
● 条件に合う品種を数種類、取り混ぜて。
じめっとしがちな浴室に清涼感をもたらしてくれるグリーン。左の2種はシダ類の中でも丈夫で育てやすいタイプ。直射日光や乾燥に弱い苔玉も浴室向き。バリエーションが楽しい。
● 注目は多湿、耐陰性のハンギングタイプ。
浴室では植物にお湯がかからないことが絶対条件。そのためハンギングで飾るのは有効な方法。多湿、日陰の条件が原産地の環境と似ているシダ、コウモリラン、サトイモ科の植物は浴室に向いている。浴室の使用後は必ず換気扇を回し、風通し良くすることも好条件作りのポイント。
[サニタリー]水回りに清潔感となごみをプラス。
【POINT】
・水耕栽培など、土を見せない植栽で清潔感を。
● インパクト大の水耕サボテン。
サボテンも水耕栽培用のバルブベースを使うと新鮮なルックスに。根っこの半分から底面が水に浸かっているように水を入れること。万が一、水がなくなっても1カ月程度は元気なので、多忙なときも心強い。十二の巻も、尖った葉が特徴で乾燥に強い多肉植物。
● ひょろりとユーモラスな姿。
1日に何度も立つキッチン。グリーンを置けば、忙しさの中にもなごみを与えてくれるもの。艶のある葉が特徴のサトイモ科の2種を、土が見えないように植栽したアレンジ版なら汚れの心配もなし。
西澤 灯(にしざわ・あかり)さん●「SOLSO HOME Futako」 マネージャー。都内近郊で展開する『SOLSO』ブランドの中で、インドアグリーンに特化した『SOLSO HOME』各店舗で勤務。
*問合せ先のない商品はすべてSOLSO HOME TEL.03-6447-9775
『クロワッサン』1030号より
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