スマートホーム化を実現する、レベル別・最新スマート家電。
最新家電は難しくて……と敬遠していませんか? 家事は劇的に楽になるし、実は操作も簡単。来るべき老後を快適にするためにも、今、学んでおきましょう。イラストレーターの田中麻里子さんが家電コーディネーターの戸井田園子さんに教わります。
撮影・中島慶子 文・菅野綾子 イラストレーション・田中麻里子
手持ちの家電を即スマート化させるスマートリモコンに注目。
今ある家電を買い換えるのは、コストも手間もかかるもの。そこでおすすめしたいのが、このスマートリモコン。1万円程度の費用で、スマート化を体験できる。
「赤外線リモコンと同じ役割をするので、スマホでこれに指令を出せば、テレビや照明の遠隔操作が可能に。赤外線リモコン付きの商品であれば、すべてスマート化でき、家のリモコンをスマホ一つに集約できます」(戸井田さん)
家だけでな街全体をスマート化したスマートシティも開発。
家じゅうの家電を一括連携できる住宅向け機器、パナソニックのAiSEG2などの登場により、日本のスマートホーム化は、今後ますます拡大していく見込み。さらに、家だけでなく、街全体をスマート化した“スマートシティ”も近い将来、実現するという。
「トヨタが静岡県裾野市で開発予定の実験都市“ウーブンシティ”では、ロボット、AI、自動運転などの最先端技術を盛り込み、街全体をスマート化。暮らしをより豊かにする未来都市として、注目が集まっています」(戸井田さん)
戸井田園子(といだ・そのこ)さん●家電コーディネーター。大手メーカーのインテリアコーディネーターを経て独立。TBSラジオ『ジェーン・スー 生活は踊る』など、さまざまなメディアで活躍。
田中麻里子(たなか・まりこ)さん●イラストレーター。雑誌や書籍、広告などで活躍するほか、アパレルブランドへの作品提供や、企業とのコラボレーションアイテムの製作等も手がけている。
『クロワッサン』1019号より
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