スマートホーム化を実現する、レベル別・最新スマート家電。
撮影・中島慶子 文・菅野綾子 イラストレーション・田中麻里子
〈Pre スマート〉
スマホ、Wi-Fiがなくとも使える初心者向けプレスマート家電。
話しかけるだけで電源の入切も思いのまま。
Wi-Fi環境のない家では、なかなかスマートホーム化を進めにくい。しかし最近では、スマホの代わりに声を使って操作ができる家電も登場している。
「スマホを持っていないという人でも、スマートホーム化を疑似体験できます。この便利さを知れば、スマート家電にも興味が湧くはず」(戸井田さん)
〈Level 1〉
Wi-Fiに繋いで遠隔操作。スマート家電・導入編。
まずは遠隔操作からスマート化体験を。
スマート家電の代表的な機能といえば、遠隔操作。初心者はまず、ここからお試しを。
「遠隔操作など、シンプルな機能のみを搭載した第1段階のスマート家電は初心者向き。専用アプリをインストールしたスマホやタブレットがあれば、Wi-Fi経由で外出先からでも操作が可能です」(戸井田さん)
〈Level 2〉
現在のボリュームゾーンは人工知能搭載モデル。
使い手の操作を学習し、自動で最適化。
今、最も多く発売されているのは、AIという人工知能を搭載したスマート家電。
「AIがプラスαの提案をしてくれたり、使い手の操作を学習して自動で最適化してくれたりするタイプ。暦、天気、地域の情報と生活パターンから、メニューを提案してくれる冷蔵庫などもあります」(戸井田さん)
〈Level 3〉
家電同士が連携して家事を支える最先端モデル。
家電同士が情報共有。暮らしはもっと快適に。
Wi-Fi経由で家電同士が連携し、家事をサポートしてくれるのがスマート化の最新型。
「これをコネクトと言います。日本では始まったばかりですが、世界では主流。洗濯機で乾燥までしなかった場合、家電同士で情報を共有し、室内干しに備えてエアコンが除湿モードで作動したりします」(戸井田さん)
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