あなたの洗濯の常識、合ってますか? まずは #洗濯術検定 でチェック!
洗濯ブラザーズに聞く、正しい洗濯ノウハウ
【第1問】洗剤を多めに⼊れると汚れが取りやすい。
正解は✗。実は洗剤の入れ過ぎは逆効果。洗剤の量を増やすと泡が⽴ちすぎてしまい、その泡が逆に汚れを保護して、繊維から汚れがはがれづらくなるんです。洗剤はパッケージに書かれている使用量をしっかり守りましょう。
【第2問】シャツの襟の⻩ばみは、漂白剤で落とす。
こちらも正解は✗。漂⽩剤は刺激が強いため、⽣地にダメージを与えてしまいがち。⽇常づかいでは使⽤せず、どうしても落ちない汚れを落とすときの「奥の⼿」と して使うのが賢明なのです。
【第3問】温かいお⾵呂の残り湯を使うほうが、キレイになる。
正解は✗。節水のために残り湯を使う人は多いけれど、汚れを落としたいなら使わないほうがいいのです。⼈の⽪脂やタンパク質が流れ出ているお⾵呂のお湯で洗うと、部屋⼲し臭や、服が湿った時によみがえるイヤな臭いの原因になります。
【第4問】洗濯物は、⽇光に当てて⼲すのがいちばんだ。
なんと正解は✗。クリーニングのプロには洗濯日和という概念はありません。洗濯物に紫外線を当ててしまうと⾊が抜けてしまうため、晴れでも⾬でも、部屋⼲しした⽅が服が傷まないのです。もし外干しするときは大切な服はせめて裏返して。
【第5問】 部屋⼲しするときは、広い部屋より狭い部屋がいい。
正解は○。服を乾燥させるのに重要なのは⾵と湿度と温度。これらは狭い部屋の⽅がコントロールしやすく、効率よく乾かすことができるため、洗濯のプロは部屋干しするときはなるべく狭い部屋を選ぶそう。エアコンで室温を調節、除湿機とサーキュレーターを使うと広い部屋に比べて半分の時間で乾くそうですよ。
全5問のうち、何問正解できたでしょうか。
洗剤を入れてボタンを押すだけでいいと思っていた洗濯、意外と勘違いしている常識が多いかもしれません。
正しい知識があればよりきれいに洗え、衣類も長持ち。クリーニング代だって節約できそうです。
料理番組や料理教室は数多くあれど、洗濯のノウハウを教わる機会はそれほど多くありません。
洗濯ブラザーズの著書『⽇本⼀の洗濯屋が教える 間違いだらけの洗濯術』には、今回のクイズに出題された問題以外にも、洗濯ネットの正しい使い方や柔軟剤に向いてないアイテムなど、まだまだ知らないプロのノウハウがいっぱい。
この機会にまずはおしゃれ着から、プロの洗濯術、取り入れてみては?
『⽇本⼀の洗濯屋が教える 間違いだらけの洗濯術』
どうして最新の洗剤を使っているのに、服がキレイにならないの!?
それは、あなたの洗濯のしかたが間違っているからです。
でも、あなたに責任があるわけではありません。誰も正しい洗濯のしかたを教わる機会なんてなかったからです。 じつは、「洗濯機に洗濯物を⼊れてス タートボタンを押す」だけでは、服はキレイにならないのです。
この本では、 ボクたちクリーニングのプロだから知っている、本当に正しい洗濯のしかたをお伝えします! (洗濯ブラザーズ https://sentakulife.com/)
洗濯ブラザーズ●毎⽇の洗濯を楽しくハッピーにするための活動をするプロ集団。横浜でクリーニング店「LIVRER YOKOHAMA(リブレヨコハマ)」を経営するかたわら、劇団四季や国内外の有名アーティストの⾐装クリーニングを⾏う。また、オリジナルのナチュラル洗剤を開発し、好評を博している。