【九紫火星の2021年上半期(2月3日〜8月6日)運勢】真木あかりの九星気学占い

【2021年上半期の運気の流れ】九星気学では、1年の始まりは立春、暦の上で春が訪れた日からスタートします。今年は六白金星の年にあたり、昨年に引き続き「金」の性質を帯びています。新型コロナウイルスに関連する給付金や保障など経済面でのニュースが多かった2020年ですが、今年もまた経済面での話題は注目されることでしょう。
個人レベルでは、六白金星の年は品格のある振る舞いと良質な生活がいい運をもたらします。人に対しては誠実に、相手のためを思って行動すること。挨拶やお礼はいつも以上にきちんとすること。安いものを大量に買うのではなく、SDGsやTPOにそぐうものを選択すること。そうした行動が、日々を充実したものにします。「あたりまえでは?」と思えた方は素晴らしいです。きっと良い1年にできるでしょう。「ちょっぴり気を引き締めなければ」と思われた方は、そうしたお気持ちになれただけで8割はできたようなもの。自分と周りの大切な人を尊重する、素敵な1年にしてまいりましょう。
  • 文・真木あかり

九紫火星

総合運

2020年はどなたにとっても、生活だけでなく価値観の変化も伴うような転換点でした。九紫火星のあなたは、心ここにあらずといった気持ちになるタイミングも多かったでしょうか。よく持ち堪えてきましたね。 2021年は何事も手堅く、安定を目指して行動したい年です。積極的に新しい行動を起こしてバリバリ頑張りたいという人も多いかもしれませんが、いかんせん環境、つまりあなたの努力だけではどうにもならない部分で思わしくない出来事が多い停滞期なのです。現状を打開しようと奮起しても、かえって空回りするばかりでイヤになってしまうことも。 ただ、これは「ガンガンいく」というのが今の運気にはミスマッチな行動だから起こること。運というものは一定ではなく、いいときにはガツンと行動を起こし、悪いときには立ち止まって足元を固めるような行動をとることで、どんな運でも自分のために役立てることができます。芝生の上でスキーをする人がいないように、停滞期にガンガンいくのはそもそも、目的とはズレたこと。今は目の前のことを堅実にこなしながら、自分の内側を充実させていきましょう。それでこそ、停滞期とはいえ自分にとってメリットのある時期にしていけるはずです。

対人運

総合運がふるわなくてがっかりした方も多いかもしれません。でもガッカリするのは早いです。対人運についてはいい風が吹いています。ここまでいい関係を維持してきた人とさらに絆を強めたり、ともにひとつの目標を目指したりと、希望を抱けるような展開が多いでしょう。「何事も堅実に」という流れに変わりはないのですが、丁寧にじっくり時間をかけて進めればそのお相手の力もあって、いい結果につなげていけそうです。仕事でもプライベートでも、オファーをいただいたらすぐにお返事を。じっくり考えても答えは変わりませんし、相手からのレスポンスも好調で、見通しが良くなります。年間を通して、新しい出会いにも恵まれます。SNSなどを楽しみながら、いろいろな人と交流をはかりましょう。 今年の九紫火星の人が意識しておくといいのは、人間関係は「増やす」だけでなく「減らす」ことも大事、ということです。一緒にいてエネルギーを持っていかれるような人、精神的に消耗するタイプの人とのつながりは、無理に続けていかなくて大丈夫。今後、会うつもりもないなら連絡先を消してしまうのもいいでしょう。それは決して、冷たいことではありません。お互いに、より自分にぴったりな人と出会う「準備」のようなもの。「私は私で楽しくするよ。あなたはあなたで楽しくね」と、エールを送って。

金運

金運は波乱の様相です。とにかくアップダウンが激しく、良いときは良いものの、急に「やっぱこの間の話はナシ」といったような出来事が起こることも。気持ち的にも落ち着かない状態が続くでしょう。何を優先して何を先延ばしにするか、消費において自分の価値観を再確認する人も多そうです。おりしも2020年は、ライフスタイルやワークスタイルが大きく変わり、誰もが必死で「日常」を整えていました。あなた自身も、以前は自分のなかで確かな価値を持っていたのに、今では色あせて見えるようになったものがあるでしょう。「もういいかな」と思えるものがあれば、とりあえずやめてみる。手放してみる。そんな選択が、運気の流れをスムーズにします。 何にせよ、大事なのは「焦っているときにお金のことを決めない」ということ。あなたは理性的に考えることができる人ではありますが「どうしよう!?」と頭が混乱している状態では、やや極端なほうに振り切った決断をしやすいのです。今年においては懸命な判断とは言えませんし、巻き返しをはかるのも簡単ではありません。気持ちが落ち着いてから、じっくり考えて。知り合いからの借金の申し入れは、返ってこない可能性大。断るのが得策ですが、応援したい気持ちがあるならあげたと思っても惜しくない額を用立ててあげるとよさそうです。

2021年上半期の吉方位

2月の吉方位 
東、南東、北東
全体運を底上げしてくれるのが北東。特に、出口が見えない懸念事項がある場合は改善のきっかけをつかむことができそう。

3月の吉方位 

あわただしい年度末をしっかり乗り越えるパワーをくれるのが東へのお出かけ。あなたのひらめきが採用されるかも。

4月の吉方位 
南東、北
対人運アップを願うなら北へのお出かけが最強。悪運を切り、良縁をもたらす運が巡ってくるはず。

5月の吉方位 
なし
方位にとらわれず自由に過ごす月です。

6月の吉方位 
東、西、北東
西方位へのお出かけは仕事運を強力にサポート。いい結果を出して金運もつられてアップする、嬉しい展開に。

7月の吉方位 
南東、西
南東へのお出かけは運のブースターに。非常に忙しくなりますが、やりがいに溢れて気分は上々のはず。

8月の吉方位 
南、北
これまでの経験や知識を活かしたいなら、夏休みはぜひ南方位へ。知的な才能が評価され、大活躍するはず。

九紫火星の基本性格
まるで太陽のように情熱的で華やかなオーラを持つのが九紫火星の人。いつもアクティブに行動し、巧みなトーク力で周囲を惹きつけてやみません。エネルギーの塊のような人で、いいなと思うとまずはアクションを起こしてみるような行動力がありますが、若干「熱しやすく冷めやすい」傾向があるのも事実。昨日まで寝食を忘れるほど夢中になっていたことが、今日にはどうでもよくなって次のものに夢中……なんてことも少なくありません。テンションのアップダウンもちょっと激しめ。趣味など個人で楽しむものならいいのですが、仕事や恋愛では相手を振り回してしまうこともあるかもしれません。好奇心の幅の広さは素晴らしいことですが、落ち着いて考えたり人に相談したりといった行動も取り入れると、周囲との摩擦や緊張感も減らすことができるでしょう。プライドはかなり高め。それをお守りにして大胆な行動を取れるところもありますが、謙虚さを持てればそのプライドがカリスマ性に変わっていくはずです。

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