薬剤性動悸
原因と特徴
薬剤を原因として引き起こされる動悸のことを指します。医療機関で処方された喘息の薬などをはじめとし、市販薬や漢方薬、サプリメントなどの薬剤も原因となることがあります。発症すると、動悸だけでなく、耳鳴りや耳の閉塞感などが生じることもあります。基本的には、原因となっている薬の服用を中止すれば症状が落ち着きますが、中には服用を中止したにもかかわらず症状が改善しないケースもあります。治療中の薬によって薬剤性の動悸が出る場合は、医師に相談し、処方薬を変更することをおすすめします。
治療
原因の薬剤の投与を中止したり、症状が軽度な場合は経過観察したりします。一度、薬剤に対するアレルギー検査を受けるのもおすすめです。