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甲状腺機能亢進症 (こうじょうせんきのうこうしんしょう)

原因と特徴

甲状腺機能亢進症は、甲状腺ホルモンの分泌が過剰になってしまうことが原因であり、代表的な病気にバセドウ病やTSH産生腫瘍があります。甲状腺機能亢進症が長い間続くと、眼球が突出してくることで目が大きく見えるようになったり、甲状腺が大きくなって首が腫れているように見えたりすることもあります。甲状腺ホルモンが多く分泌されるということは、常に小走りをしているような体の状態に似ているため、運動をすることで全身の倦怠感をより感じるようになったり、症状が助長されたりします。また、不整脈を起こすことによって、脳卒中の発症を引き起こす可能性もあるため、違和感を覚えたら早めに内科を受診しましょう。

治療

甲状腺自体に原因がある場合は、内服薬やラジオアイソトープ治療、手術療法などによって、甲状腺の機能を抑えるための治療が行われます。一方、甲状腺以外に原因がある場合には、それぞれの原因に合った治療方法が検討されます。

  • 監修

    前田裕輔 (まえだ・ゆうすけ)

    グランプロクリニック銀座院長

    関西医科大学卒。内科専門医、日本抗加齢医学会専門医。

    https://granpro-clinic.com/

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