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1分で腰痛を解消!
簡単ストレッチ

身体のつらい痛みをずっと我慢していませんか? 腰の痛みを改善に導く簡単なエクササイズを紹介します。

マッサージよりも自分で動かすことが大事。上半身、下半身をほぐして血行を促す。

腰を揉んでもらうと、その時は楽になるけれど1日と持たなかった、という経験はないだろうか。

「病名のついている腰痛は別として、こわばりや血行不良が原因と思われる場合は、マッサージに頼るよりも、自分でできるエクササイズでほぐすほうが効果的ですよ。伸ばしたり捻ったりして動かせば、手の届かない深部の筋肉まで刺激できます」と、富永さん。

さらに大切なのは、上半身と下半身、共にほぐして血行をよくすること。腰痛の原因は腰だけでなく、上半身や下半身にあるケースも多いからだ。総合的に血行を促すストレッチやウォーキングを組み合わせて。

ハムストリングスのストレッチ

1.脚を伸ばして座り、膝を曲げて足先 を開く。背筋を伸ばして骨盤を立てる。
1.脚を伸ばして座り、膝を曲げて足先 を開く。背筋を伸ばして骨盤を立てる。
2.背筋を伸ばしたまま上体を前に倒す (太ももの裏のハムストリングスに痛み を感じるところまで)。
2.背筋を伸ばしたまま上体を前に倒す (太ももの裏のハムストリングスに痛み を感じるところまで)。
3.「腰→背中→ 首」の順に丸めていく。
3.「腰→背中→ 首」の順に丸めていく。
【NG!】骨盤を立てずに背中を 丸めると効果がなく、 かえって腰を痛める。
【NG!】骨盤を立てずに背中を 丸めると効果がなく、 かえって腰を痛める。

下半身のストレッチ

1.開脚して座り、片方の足裏をもう一方 の太ももに引き寄せ、同じ側の腕をまっ すぐ上げる。
1.開脚して座り、片方の足裏をもう一方 の太ももに引き寄せ、同じ側の腕をまっ すぐ上げる。
2.上体を横に傾ける。
2.上体を横に傾ける。
3.手で半円を描きながら、上体を半回転させる。これを2〜3回繰り返す。反対側も。
3.手で半円を描きながら、上体を半回転させる。これを2〜3回繰り返す。反対側も。

ツイストウォーキング

1本のラインをまたぐように、足を交差 させながら歩く。1.右足を踏み出しながら右腰を出して右手を上げる。
1本のラインをまたぐように、足を交差 させながら歩く。1.右足を踏み出しながら右腰を出して右手を上げる。
2.左足を踏み出しながら左腰を出して左手を上 げる。背筋を伸ばし、10 歩ほど歩く。
2.左足を踏み出しながら左腰を出して左手を上 げる。背筋を伸ばし、10 歩ほど歩く。
【タオルを使って練習】手と足がばらばらになってうまく 歩けない場合、長めのタオルを腕 を上下に伸ばして持ち、両手で引っぱり合いながらウォーキングす ると、リズミカルに歩ける。
【タオルを使って練習】手と足がばらばらになってうまく 歩けない場合、長めのタオルを腕 を上下に伸ばして持ち、両手で引っぱり合いながらウォーキングす ると、リズミカルに歩ける。

足交差ストレッチ

1腰の高さの椅子の背やテーブルなどに 手を添え、反対側の足を前に出して交差 し、出した足側の腰を外側に押し出すようにする。
1腰の高さの椅子の背やテーブルなどに 手を添え、反対側の足を前に出して交差 し、出した足側の腰を外側に押し出すようにする。
2.腕を上げて脇を伸ばす。顔は下を向かないように。左右1回ずつ。
2.腕を上げて脇を伸ばす。顔は下を向かないように。左右1回ずつ。

『クロワッサン』930号より

●富永喜代さん 富永ペインクリニック院長/愛媛県松山市に、肩こり、頭痛、腰痛、関節痛などを緩和するペインクリニックを2008年に開業。全国から痛みの悩みを抱えた患者が訪れる。

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