親子丼も大福もOK!
グルテンフリー食材リスト
糖質のうち、麦入りの食品を控える、いわゆるグルテンフリー・ダイエット。我慢もいらず、便秘解消、美肌などの効果も。管理栄養士の伊達友美さんにグルテンフリー食材を教えてもらいました。
甘い物好きならおやつも注意を。
「ケーキの代わりにプリンを。どら焼きやまんじゅうの代わりに大福やもなかを。クッキーの代わりにマカロンを。我慢しなくてもいろいろ食べるものがあるでしょ? それに白米をしっかり食べればお腹が満たされて、甘い物はそんなに欲しくなくなるはずです」
リストにはないが、麦茶、ビール、ウイスキー、麦焼酎などの飲み物も飲量が多い人は気をつけて。緑茶、コーヒー、日本酒、ワイン、芋焼酎などに置き換えを。味噌なら、麦味噌ではなく、米味噌や豆味噌を選びたい。
「外食時には小麦粉の形が見えるものを控える程度でいいと思います。厳密にいうと、醤油だって小麦を使っていますから」
いずれにしても、特別なグルテンフリー食品を買わなくても、原材料をチェックするなど、ちょっと気をつければいいだけ。糖質制限と違って、食の楽しみも満足度も損なう心配はなく、選択肢は案外幅広いのだ。
「小麦をたくさん摂り続けてきた人ほど変化がわかりやすいと思います。2週間グルテンフリーを続けて一度リセットした後に、小麦をまた食べると、体がどんより重く感じるという人が多いです。ずっと続ける必要はありませんが、何を食べるとどうなるのか、糖質との付き合い方を判断するために、変化を体感してみてください」
『クロワッサン』929号(2016年7月25日号)より
●伊達友美さん 管理栄養士、日本抗加齢医学会認定指導士。これまでに5000人の食事を指導。近著に『お金が貯まるダイエット』(丸山晴美さんとの共著/マガジンハウス)
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