【体幹年齢いくつ?】バランス、柔軟性、筋力……森尾由美さん、磯野貴理子さん、松居直美さんが日常動作からチェック!
撮影・小笠原真紀 スタイリング・繁田美千穂(磯野さん)、小山よし子(森尾さん) ヘア&メイク・児玉女衣花(松居さん)、chiSa(磯野さん)、高橋亜子(森尾さん) 文・黒澤 彩
『はやく起きた朝は…』
視聴者から寄せられた不平、不満、グチをもとに、森尾由美さん、磯野貴理子さん、松居直美さんがおしゃべりを繰り広げるバラエティ。CSフジテレビTWO(地上波でも不定期で)放送中。3人が出演するロッテ キシリトールガムのCMも好評。6月5日、6日に『オンステージ2026 明治座特別公演』を開催。
森尾由美(もりお・ゆみ)さん タレント。1966年生まれ。1982年にデビュー。俳優、タレントとして活躍中。運動はどちらかというと苦手だが、毎日の活動量は多いほう。
磯野貴理子(いその・きりこ)さん タレント。1964年生まれ。1987年デビュー。タレント、俳優として幅広く活躍。登山、プロ野球観戦など、休日もアクティブな趣味を満喫している。
松居直美(まつい・なおみ)さん タレント。1968年生まれ。1982年にデビューし、タレント、歌手として舞台などでも活躍。バレエと、ペットロス克服のために始めた筋トレを継続中。
普段はなかなか意識しない「体幹」。その強弱はどう表れるの?
「体幹=筋力だと思われがち。もちろん、大きな力を出すための筋力も大切ですが、それ以外に柔軟性や、転んだりよろけたりしないためにバランスをとる能力も、体幹という言葉に含まれます」と教えてくれたのは、トレーナーの坂詰真二さん。加齢などにともなって柔軟性が低下すると、骨格の配列が崩れて姿勢が悪くなり、体幹も弱まる。また、バランスを保つ動きには大きなパワーこそいらないが、体幹にある複数の筋肉をうまく力配分することが必要だ。
「筋力、柔軟性、バランスの3要素に注目し、日常のシンプルな動きで体幹テストを行いましょう。できたら1点加点。あなたは何点とれる?」
[ 結果 ]
三者三様の結果になったこちらのテスト。松居さんは左右ともまったくよろけずにスルリと履くことに成功。片足立ちの姿勢も安定していた。磯野さんは、右足立ちは難なく成功。左足で立つ際に体勢を崩し、急いでしまったので厳しめに左足のみ失敗の判定。森尾さんは「絶対できない!」と不安げだったが、左右ともに履くことができた。
[ 結果 ]
日常の動作といいつつ、なかなか難しいこちらのテスト。「ちょっとこわい、危ないかも」と恐る恐る挑戦。森尾さん、磯野さんともに右足で立ったときには成功したが、左足で立ったときには失敗という結果に。「利き手があるように、誰しも利き足があるもの。左右同じようにバランスをとるためにも体幹のトレーニングが有効です」と坂詰さん。
[ 結果 ]
バランスをとりながら、長時間キープするには体幹の強さが必要。ヨガの「木のポーズ」にも通じる動きで、これ自体が体幹トレーニングになる。松居さんは美姿勢をキープしたまま余裕の笑顔で左右とも合格。磯野さん、森尾さんは「話しかけないで!」と集中して臨むも、左足で立つ際に若干よろけてしまい、厳しめにマイナス1点。
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一見、あまりきつくなさそうだが、腹直筋を伸ばした状態をキープすることになるので、腹筋が硬い人ほど上体を反らした体勢がつらく感じるはず。反らすポーズが無理なくできるのは、腹筋が軟らかい証拠。今回は1分間という短縮バージョンで行ったが、3人とも余裕のクリア。「とくに腹筋を意識しなくてもできました」と松居さん。
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「このテストでチェックできるのは、後ろに曲げた脚の股関節の柔軟性。股関節が硬くなると、上半身が反対側に倒れてしまい、垂直に保つのが難しくなります」と坂詰さん。後ろの脚の内側を床にピッタリつけたまま、上半身がねじれないことが大切。森尾さんは右脚が後ろのときだけ、姿勢をキープしづらいという結果。磯野さん、松居さんは左右差なく成功。
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「腹斜筋が硬く側屈の動きがスムーズにできない人の場合、腰や背中に疲労がたまりやすくなります」と坂詰さん。体は正面を向いたまま、腰から腕のラインがひと続きになるように伸ばせるかどうかが判定基準に。磯野さん、松居さんは左右とも無理なく伸ばせていて合格。森尾さんは右側のみ成功。左だけは遠くまで伸ばせずに失敗。柔軟性に左右差がありそう。
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チェックポイントは、単に靴ひもが結べるかどうかではなく、お腹が腿につくほど、しっかりと股関節を軸にして上半身を前傾できるか、ということ。お尻の筋肉が硬いとこれができず、背中を丸めてしまうとお腹は腿につかない。3人とも正しい姿勢を難なく左右ともに10秒キープできたので、テスト結果は揃って合格!
[ 結果 ]
得意、不得意がはっきり分かれやすいこちらのテスト。3人とも反らす動きには苦手意識があったものの、みなさんさすがの成功。「このテストだけ、ちょっときつく感じました」と磯野さん。背筋は加齢によって弱くなり、姿勢が崩れる原因にもなる筋肉。普段は衰えを感じにくい部位なので、チェックにより今の筋力を自覚することが大切。
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日常生活でなかなか使う機会のない腹筋は、定番のロールアップでテスト。バランスや柔軟性でパーフェクトだった松居さんも、どうしてもこれができないというお悩みが。「これは腹直筋の強さを判定するテストですが、松居さんの場合は、筋力の問題ではなく背骨を曲げにくいのでしょう」と坂詰さん。腰などに痛みを感じたときは、あまり無理にやらないようにしよう。
[ 結果 ]
前の足で踏み込む力だけで上がるので、お尻の筋力がある人ほど勢いをつけなくてもスッと上がることができる。3人とも同じ椅子でテストしたので、いちばん身長の低い磯野さんが不利だったが、みごと成功。森尾さんは左右で異なる結果に。「左右差があった人は、できないほうの足から階段を上がり始めるように心掛けるとバランスが整いますよ」(坂詰さん)
体幹が実年齢より若い! 3人それぞれの体力維持法は?
3人とも体幹年齢が実年齢よりも若いという判定。体力、筋力を維持するために日頃から心がけていることや、体の変化について、専門家の坂詰さんを交えて語り合いました。
坂詰 体幹テスト、いかがでしたか?
松居 楽しかった!
磯野 いい運動になりました。まだ体がポカポカしてる。
森尾 私はきつかったー。普段、あまり運動しないからだと思います。以前は水泳をしていたんですけどね。
坂詰 体力テストって、実はかなりエネルギーを使うんです。でもチェックしてみないと、自分はどこが弱いのかわかりません。森尾さんのように、以前と比べて運動しなくなると特に低下しやすいのは柔軟性。一方で筋力は落ちにくく、1週間〜10日に一度くらい運動するだけでもキープできます。
松居 私はバレエを16年続けていて、ジムとストレッチにも通っています。ペットロスから抜け出すために運動を始めて、心にも体にもいい変化がありました。だから今日も多少は自信があったけど、腹筋だけはダメね。2人はロールアップもできていたから、すごいなって思いました。
磯野 私はピラティスをやっています。あと、登山を始めたのがよかったかも。鳥が好きで、山にいる野鳥も見たくなって始めたんですけど、足腰が鍛えられているのか、前はよくつまずいたりしていたけど、それがなくなりました。
森尾 転ぶのは怖いよね。階段では手すりを使うようにしています。
磯野 私なんて、前は何もないテレビ局のつるつるの廊下でも転んでたもの。階段は、とくに下りね。年を取ると下りのほうが怖くなります。
坂詰 年齢を重ねると、後ろに転びやすくなってきます。それは骨盤が後傾してくるから。手をついたり、尻もちをついたりというのが危ない。転ばないために骨盤を立てる姿勢を意識したいですね。腹筋が軟らかくないといけないから、テストでやったうつ伏せで本を読む姿勢もおすすめです。
松居 たしかに。バレエ仲間は年上の人が多いので、「とにかく転ばないように、怪我をしないように」というのが合言葉みたいになっています。私は毎日筋肉痛で、今はそれでいいんですけど、年齢に応じて、やりすぎないほうがいいのかなとも思います。休んでしまっても焦らないようにしたい。
坂詰 そうですね。筋肉は何歳になっても鍛えられるけれど、関節は消耗品。関節に違和感や痛みを感じるような運動は行わないことも大切です。
磯野 膝や股関節を痛めている同世代の友人もいるから、他人事じゃないですよ。直美ちゃんと違って、私はジムで筋トレするのは合わなかった。登山とかピラティスとか、楽しめるものを続けたいです。80代になっても自分の足でスタスタ歩けるのが目標!
森尾 いつも2人に会うたびに、何かしなきゃなぁとは思うんですけどね。私もジムは「行かなくちゃ」って億劫に感じてしまうほう。
磯野 ラジオ体操やってるじゃない!
森尾 犬の散歩のついでにね。そのラジオ体操も最近サボりがちだけど、犬がいるからなんとか続いてるのかも。
坂詰 ラジオ体操って、しっかりやるとかなりいい運動ですよ。
森尾 今日やったテストみたいに、家の中の動きだとやりやすいですね。家では掃除とか、階段の上り下りでよく動いています。
松居 由美ちゃんの家はいつもきれいだから、掃除が運動になっているんじゃない?
磯野 そうそう、家が無料のジムだと思えばいいのよ。
森尾 いいこと聞いちゃった。今日はすごく勉強になりました。
磯野 それで先生、私たちの体幹はどうなんですか? 合格?
坂詰 3人とも合格ですよ。ちゃんと運動をされているし、姿勢も美しい。さすがです!
『クロワッサン』1162号より
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