“日常”でコリを溜めない方法──何げない習慣が、コリを溜めている!
イラストレーション・HONGAMA 文・鈴木恵美
日々の生活習慣による筋肉の緊張や疲労の積み重ねが、コリにつながる。では一日のどんな行動や習慣がコリを育んでいるのか……。ありがちなシーンを時系列でピックアップしながら、コリを生まない方法を健康アドバイザーの福田千晶さんが指南。
「朝起きるとこの時期はまだ寒く、冷え切った部屋の中で薄着で過ごしているだけで筋肉が収縮します。そんな状態で朝食に冷たいものを摂ったら、体は冷え冷えに。だから朝こそ暖かい環境を作り、温かい朝食を。その前にラジオ体操などで体を動かして、体を温めてあげるのも有効です。また着るものは体を圧迫しないものをチョイス。特に自分の体形に合っていない下着を着けていると血行不良を招きます。毎日行う家事は、同じ動作を繰り返すものが多いため体が歪みやすく、コリを育みやすい。たとえば窓拭きをする際は、同じ手だけをぐっと伸ばして拭いていると、片方の肩だけに負担がかかってしまいます」
それ以外に掃除機をかける時、洗濯物を干す時なども、利き手ばかり使わずに、左右バランスよく使うのがポイント。出勤や外出する時は、暖かい服装を心がけて。特に肩や首が凝りやすい人は、マフラー、ストールを巻いて防寒を。またヒールの高い靴を履いていると、腰を痛めたり肩が凝りやすくなる。満員電車など、精神的なストレスもコリを引き起こす原因に。
そして現代人の生活習慣で、コリをいちばん育みやすいといわれているのが、長時間同じ姿勢をとり続けて行うデスクワーク。
「PC作業に集中すると、いつの間にか背中が丸まり前かがみになり、肩や首コリ、腰痛の原因に。さらに目を酷使しすぎることで、目のコリも招きます。だからPC画面から目を離し、背中を伸ばしたり体を反らせたり、腕を回したり、胸を開くような軽めのストレッチを行うのが効果的です」
仕事が終わった後も油断は禁物。夕飯の買い物でついつい食材を買いすぎて、重い荷物を片側だけで持ち続けると、肩や腕の筋肉に負担増。だから荷物を左右交互に持ち替えたり、分散して持つのがおすすめ。家に着いた後も、まだまだコリとの戦いは続き……。
「時間がないからとシャワーで済ませていると、疲れはとれません。しっかり湯船に浸かることで全身の血行が促進されます。一日の終わり、就寝時の寝姿勢も大事。たとえば高さの合わない枕を使っていると睡眠の質が低下するだけでなく、様々なコリに直結します」
日々何げなく行っている生活習慣のせいで、コリメーターがマックスに! そうならないように今の生活習慣を見直してみては?
『クロワッサン』1159号より
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