「ちょうどいい」を見つけるのが難しい! 我が家のバスタオルの正解は? 【くらしのお悩み相談室】
文・板倉みきこ
<お悩み>
これが我が家の定番! というバスタオルのベストがなかなか見つかりません。フカフカのタオルは肌触りが良くて好きなんですが、部屋干しが多くなる時期は乾きにくさが難点に……。でも薄いのがいいかと言えば、素材によっては肌への摩擦が気になるものもありますよね。扱いやすくて肌にも優しい! 家族みんなが喜ぶタオルを探しています。
(やすこ・44歳)
日用雑貨からファッションアイテムまで様々な商品を揃え、スタッフ考案のオリジナル商品も充実している『クロワッサンの店』。店に並ぶ商品はどれも、日々の暮らしから生まれるお悩みを解決する、という視点で選ばれています。そこで今回は、やすこさんにぴったりなバスタオルをおすすめしてもらいました。
Q. 乾きやすくて、吸収力もあって、使いやすいバスタオルはありますか?
新商品のレーヨンパイルタオルをぜひ使っていただきたいです。『クロワッサンの店』にはすでに、乾きが早くて軽いガーゼタオル(こちらをチェック)と、フカフカの肌触りが魅力のマイクロコットンのタオル(こちらをチェック)があるのですが、より機能性を追求した第3のタオルとして、新商品を出すことにしました。
Q. レーヨンって化学繊維の一種ですか?
レーヨンという単語のイメージから、化学繊維と思われる方も多いのですが、木材パルプを原料とした再生繊維。植物由来の環境に優しい素材なんです。
シルクのような光沢と肌触り。通気性、吸湿性に優れていて、乾きも速いから毎日洗え、清潔に使えますよ。同じサイズでもコットンに比べて水を吸う特徴があります。
実はこの素材、店で扱っている吸水性が魅力のテーブルふきん(こちらをチェック)と同じ素材で、高級なレーヨン糸を使っています。素早く乾き、柔らかく、肌になじむふきんの特徴は、バスタオルにもぴったりでした。
Q. バスタオルにすると、少し小さめなサイズなんですね
50×90cmと一般的なバスタオルに比べると若干小さめなんですが、とにかく吸水力が抜群なので、髪も体もこれ一枚で十分。
ロングヘアのスタッフが愛用していますが、髪の水をグングン吸水してくれるので、ドライヤーをかける時間が減り、暑い夏のストレスが減った! と喜んでいます。
また、小さい子供と毎日一緒にお風呂に入るスタッフは、動き回る子供の体をあっという間に拭き取れ、このサイズだから扱いやすいと好評です。
Q. ただ、それなりにお値段がしますね
はい、ちょっと値段は張りますが、耐久性があるので長い目で見ると元が取れます。
一般的なコットンのタオルは、洗濯するごとにゴワゴワしてくると言われますが、高品質のレーヨンを使ったタオルは風合いが変わりにくく、ふんわりソフトな使い心地が長続きするんです。
Q. ほかにおすすめポイントを教えてください
部屋干しでも早く乾き、雑菌やニオイの悩みが起きにくいんです。コンパクトなので洗濯しやすく、常に清潔をキープできますし、収納にもスペースを取りません。忙しい毎日を送る人にぴったりのタオルは、日常使いはもちろん、旅行やジムに持って行きやすいのもおすすめポイントですね。
<後記>
タオルはコットンでなくちゃ! という固定観念を覆す、抜群の吸水力が魅力のレーヨンタオル。暑い時期は、お風呂上がり直後に汗をかき、バスタオルで体を拭く時に一緒に汗も吸い取ってしまい、汚れやニオイの原因になります。出来るだけ毎日洗いたいけど、かさばるし、乾きにくいタオルだと洗濯の頻度を上げられませんでした。
高温多湿の期間がどんどん長くなる日本。乾きやすさと吸水力、肌触りの良さを兼ね備えたコンパクトなタオルが定番になるのは、必然かもしれません。