チークで顔に立体感——レイナの大人の簡単・きれい・メイク術
撮影・嶌原佑矢 文・レイナ スタイリング・程野祐子 モデル・比留川 游
メイクの中の優先順位を伺うと、ベース、眉、目元には時間をかけても、チークは最後になんとなくつけて終了!もしくはつけないという方が多いようです。
でも実は顔の中で一番広い面積を占めるのが頬。このスペースをどうするかで、顔の大きさや立体感、さらにはリフトアップ感まで変わってくるとしたら、どうしましょう?
私たち大人は何もしないでいると、どうしても血色が薄く、顔も下がって見えがち。それを解消するには、チークが最善の方法です。それもほんのり微細なパール入りで、きめ細かい粉質のものなら、年齢とともにフラットに見えがちな頬に、ほどよいツヤとハリを与えてくれるので安心。そしてカラー選びは、肌馴染みがよくて温もりを感じるものを。
試しに、半顔にはチークを入れず、もう半顔に今回お伝えする方法で入れてみてください。大きめのブラシでこめかみに向かって、肌に軽く押し当てるようにしてつけると、まるで肌の内側からジュワッと滲み出したような潤いある発色に。きっと左右の顔の見え方の歴然とした違いに驚かれるはず。加えて美しいパッケージでキレイになれる予感に心が躍るのも、コスメの大切な役割のひとつです。
1. ブラシを軽く押し当てる
チークを優しくひとなでして色を取り、黒目の外側と小鼻上のラインの交差点からこめかみに向かって、頬に軽く押し当てながら色をのせていく。
2. 顔全体にも薄くベールを
ブラシに残ったチークを、顔全体にもうっすらと纏うことで、頬の色だけが浮くことなく統一感が生まれ、自然でイキイキとした表情になる。
使ったのはこれ
『クロワッサン』1136号より
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