生命力溢れる赤い口紅でマンネリ感を打破【レイナの大人の簡単・きれい・メイク術】
撮影・嶌原佑矢 文・レイナ スタイリング・程野祐子 モデル・瀬畑茉有子
印象を変えたいなら、口紅が一番効果的。
空の色やそよぐ風に、少しずつ秋の気配を感じるようになりました。取り巻く環境も、私たち自身も刻々と変化していますが、ことメイクに関しては長らく同じアイテムを使っているという方も多いようです。
たしかにアイテムが決まっていれば時短になりますが、どうしても日々のメイクは単調な作業になりがち。そこでマンネリ感を打破するのにもってこいなのが、口紅を変えること。それも、生命力溢れる赤を一本プラスしてみましょう。
ひと口に赤と言っても様々ありますが、グロッシーな赤ではなく、ツヤを適度におさえた深みのある赤がオススメ。サラッとつけるだけで品がよく、それでいて抜け感のある新鮮な表情に仕上がります。また、全体のメイクのバランスをとる秘訣は、ベースメイクを軽めにすること。
顔全体にベタ塗りせず、目まわりや鼻筋を明るくして、シミをカバーするくらいにとどめるのがポイントです。さらに眉はちょっと太めにして顔の重心を上げ、アイメイクはアイラインとマスカラでシンプルに立体感をつけるとうまくまとまります。
実際につけてみると、赤リップの想像以上の美肌効果に驚くはず。きっと手放せなくなりますよ。
スティックの丸みを利用して。
舞妓さんのように、まず上唇の山に口紅のカーブを合わせて描き、次に下唇の中央を描いたら、口角から中央に色を集めるように全体を塗る。
使ったのはこれ!
『クロワッサン』1100号より