コンビでマイナス17.6kg! ガンバレルーヤのダイエット裏話。
撮影・黒川ひろみ ヘア&メイク・浜田あゆみ 文・樋口可奈子
【コンビで -17.6kg】
「痩せたって言われなくてもいい。体重よりも身軽さ重視。」まひるさん
「筋トレと減量で体が変化! 散歩が楽しくなりました。」よしこさん
よしこ 確かに番組をきっかけに始めたダイエットではありますが、芸人になってから体重が20kgも増えてしまい、少し歩くと疲れる、趣味のダンスにキレがないなどの悩みはその前からも既にありました。
まひる 私も芸人になってから8年で20kg増。部活のソフトボールをやめたことと、バイト先の中華料理店でおいしいまかないをたくさん食べさせてもらったのが原因です(笑)。
よしこ まーちゃん(まひるさん)、養成所時代はいつもリュックに餃子入ってたもんね(笑)。ダイエットをするにあたってトレーナーさんに夜は炭水化物を控えるように言われて。
まひる 特に私は白ご飯が大好きだから、つらかった!
よしこ そんなヘルシーな食生活を続けていたのに、2週間めくらいで急に体重が落ちなくなったんです。トレーナーさんに相談したら「明日一日、時間をかけておにぎり6個を食べてください」と。減量で代謝が下がっているから、脂肪を燃やすために炭水化物が必要と言われましたが、そんなにご飯を食べていいのか悩みました。
まひる 体重に敏感になっていた時期だったので、それは抵抗がありましたよ。でも「絶対に大丈夫だから信じて」と言われ、プロに任せようと。
よしこ 結局、食べた直後だけ増えて、またスルッと体重が落ちたんです。
お風呂で体形チェック。互いの存在が励みになった。
まひる 運動も効果がありました。
よしこ 食事制限に加えて1日5分の簡単な筋トレもやりました。きつかったけれど1日1セットでOKだったので、毎日続けられました。
まひる そういえば、私が寝ているとき、よっちゃん(よしこさん)がぬけがけして運動していたことがあったよね。音楽が聞こえてきたと思ったら、ガンガン踊っていて。誘ってくれればよかったのに。
よしこ ごめん、よく寝ていたし起こしたらかわいそうかなと思って(笑)。でも、まーちゃんと二人で励まし合えたから、つらいダイエットもがんばれたんだと思います。
まひる 料理も、いつもよっちゃんが作ってくれて。
よしこ 魚を焼いて、大きいほうをまーちゃんにあげたりしてね(笑)。あれだって、別にぬけがけというわけではないからね。
まひる お風呂も一緒に入るので、互いの体形の変化が分かるんです。「痩せたね〜」と言い合うことが、なによりの励みになりました。
よしこ 今は少しリバウンドしてしまいましたが、体重よりも健康面の快適さを重視するようになりました。体が軽くなったので、仕事帰りは30分かけて歩いて帰るようになったりと、運動に対する意識も変化。まーちゃんはもともと身体能力が高いので、これからは「動ける枠」の仕事にもっと挑戦してもらいたいですね。
まひる 実は、痩せるのはおまけでいいんです。私のチャレンジを見てくれた人が元気になってくれたらうれしい。そのために、いつまでもこの身軽な体をキープし続けたいです。
食事は野菜+タンパク質
トレーナーの指導で、野菜とタンパク質中心のメニューに切り替えた。料理はよしこさんの担当。「二人で同じ量を食べました。細胞の一部は一緒!」(まひるさん)
「1日5分」で体幹を強化
毎日5分程度、隙間時間に体幹トレーニングやスクワットなどを行った。1日おきに内容を変えることで、より筋肉に刺激が与えられやすくなるという。
肘と爪先を床につき、全身を支える体幹トレーニング。「地味なポーズなのに、体がプルプル!」とまひるさん。
きつい運動でも笑顔のよしこさん。「体幹が鍛えられて、体が全くぶれなくなりました。姿勢も良くなったような気がします」
ガンバレルーヤの教訓
●停滞期こそプロの力を借りよ
●運動も食事制限も、二人で励まし合うべし
●数値より、健康面の快調さを重視すべし
『クロワッサン』1037号より