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【サトウ製薬】冬に起こりがちな体の不調を、乗り切るためのセルフケア術。

年末の寒さと慌ただしさの中、不調を感じている人も多いはず。それは免疫力の低下が一因かも? 日常生活での注意点を漢方のプロ樫出恒代さんに聞きました。

文・小沢緑子

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Q.冬になると風邪をひきやすく、疲れもたまりがち。元気に過ごすにはどうしたら良いですか?

A
体の冷えからきているのかもしれません。
疲れがたまると、免疫力は落ちがちです。
まずは体を温めることから始めましょう。

「漢方では体の自然治癒力、すなわち免疫力は体を守る仕組みとしてとても大切に考えています。冬になると繰り返し風邪をひいたり、疲れがたまりやすいのは、寒さなどが引き金となって、免疫力が低下している可能性が高いです」と、漢方カウンセリングルーム「Kaon」を主宰する樫出恒代さん。

免疫力がうまく働かなくなると、その人の体の一番弱い部分に不調があらわれるという。今の時季なら、肩こりや腰痛、胃痛、胃腸のトラブルなどもそう。

「自分のウイークポイントに不調があらわれるといっても、慌てる必要はありません。体からの知らせと受け取り、すぐにケアしてあげればいいのです」

まず「体を冷やさない」ことだ。更年期になると冷えの一種で、下半身は冷えるのに首から上がほてる“冷えのぼせ”が増え、体が冷えていることに気づいていない人も多いのだという。

「日々冷えは蓄積されます。日常生活の中で体を冷やさないように、温かいものを口にする、毎日湯船に浸かる、レッグウォーマーや毛糸のパンツを身に着けるなど、続けられるものから取り入れてください」

また、今年ならではの注意点も。

「ステイホームの影響で体を動かすことだけでなく、“心が動く”機会も減っていると感じます。漢方では心身ともに生命エネルギーが滞りなくスムーズに巡っているのが一番良い状態。自然や美しいものを見て感動する、好きなことに夢中になるなど、意識的に心がときめくようなことを行ってみてください。すると年齢に関係なく気が満ちてきて免疫力も上がっていきます」

Q.疲れがたまってくると口唇ヘルペスの発症を繰り返してしまい、よけいに憂鬱になります。

A
疲れだけでなく、ストレスも原因になります。
体と心もいたわりながら、どんなときに症状があらわれやすいか振り返ってみましょう。

口唇やその周りにピリピリ、チクチクといった違和感を覚え、次第に赤く腫れて水ぶくれになる口唇ヘルペスは、一度発症すると繰り返しやすい。

「口唇ヘルペスも免疫力が低下するとあらわれやすい。どんなときに自分に起こりやすいかを把握しておくことは大切だと思います」と、樫出さん。

具体的には、症状があらわれる前の生活や心身の状態を振り返ってみる。

「忙しくて寝不足だったりストレスを感じていたり……。心当たりのあることは手帳にメモしておきましょう」

逆に症状がしばらくあらわれないときも、その理由を推測して記しておく。

「自己分析していくと自分なりの発症パターンがわかってくるはず。日常生活の中でケアすべき点も見えてきます」


体を温めて健康をサポートする薬用酒。

体を内側から温めるために薬用酒の力を借りるのも良い方法。健胃、滋養強壮効果のある生薬が配合され、体をいたわりながら疲れや冷えを和らげてくれる。

黄帝酒(R)

[第3類医薬品]
[第3類医薬品]

10種類の生薬とタウリンを配合。

健胃作用のあるチョウジやソウジュツ、体を内側から温めるショウキョウやボウフウ、滋養強壮作用のあるニンジンやオウセイ、エレウテロコックなど、厳選された10種類の生薬を配合。さらに体を疲れにくくする働きと肝機能回復作用があるタウリンも配合している。

●効能
次の場合の滋養強壮。虚弱体質、肉体疲労、病中病後、胃腸虚弱、食欲不振、血色不良、冷え症。

●用法・用量
大人1回10~20ml、1日1~2回服用。服用量は添付の目盛りつき計量カップで計量。

[黄帝酒に配合されている生薬と期待される効果]

生薬とアルコールの相乗効果で、血行を促し疲れや食欲不振を防ぐ。

体を温め、胃腸を整え、滋養を強壮する3つの作用が効果を発揮。
体を温め、胃腸を整え、滋養を強壮する3つの作用が効果を発揮。

繰り返し起こる口唇ヘルペスに。

一度発症するとぶり返す厄介な口唇ヘルペス。特に女性はメイクも楽しめず悩む
人も。口唇ヘルペス再発治療薬のアラセナSシリーズは、OTC医薬品(※)において初めて抗ヘルペスウイルス成分・ビダラビンを配合。軟膏とクリームがあり、患部の状態や生活シーンに合わせ選べる。

●効能
口唇ヘルペスの再発(過去に医師の診断・治療を受けた人に限る)。

●用法・用量
1日1~4回、患部に適量を塗布する(唇やそのまわりにピリピリ、チクチクなどの違和感をおぼえたら、すぐ塗布)。

アラセナS

[第1類医薬品]
[第1類医薬品]
【サトウ製薬】冬に起こりがちな体の不調を、乗り切るためのセルフケア術。
[第1類医薬品]
【サトウ製薬】冬に起こりがちな体の不調を、乗り切るためのセルフケア術。

刺激が少なく、患部を保護する働きが強い軟膏タイプ。しっかり塗れて患部に定着しやすい。

こんな人に:患部を保護してしっかり治したい人、肌が敏感な人。

アラセナS クリーム

[第1類医薬品]
[第1類医薬品]
【サトウ製薬】冬に起こりがちな体の不調を、乗り切るためのセルフケア術。
[第1類医薬品]
【サトウ製薬】冬に起こりがちな体の不調を、乗り切るためのセルフケア術。

のびが良くべとつきが少ないクリームタイプ。軽い塗り心地で使いやすい。

こんな人に:メイクを楽しみたい人、軟膏によるテカリが気になる人、人と接する職業の人。

※薬局、ドラッグストアなどで処方せんなしに購入できる医薬品。
※薬局、ドラッグストアなどで処方せんなしに購入できる医薬品。
  • 樫出恒代

    お話を伺ったのは

    樫出恒代 さん (かしで・ひさよ)

    漢方ライフクリエーター

    漢方カウンセリングルーム「Kaon」代表。個々の心と体に向き合うことをモットーに、漢方薬や日々の養生法のアドバイスを行う。漢方セミナーなども開催。

問合せ先・佐藤製薬 お客様相談窓口
TEL.03-5412-7393(9時~17時受付、土・日・祝日を除く)

『クロワッサン』1035号より

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