“マスクたるみ”の改善策、村木宏衣さんのカンタン一分体操に虻川美穂子さんが挑戦!
マスクはとても大切! けれど一日中つける生活が続くと、美容にはうれしくない影響が。家に帰ってマスクを外してたった1分。顔の疲れをリセットして。
撮影・森山祐子 スタイリング・野田奈菜子(虻川さん) ヘア&メイク・伴 まどか イラストレーション・山崎真理子 文・菅野綾子
3.ほうれい線部分をふっくらと。
「ほうれい線が深くなるのは鼻の脇にある上唇挙筋(じょうしんきょきん)、上唇鼻翼挙筋(じょうしんびよくきょきん)、頬骨から口角を繋ぐ大頬骨筋(だいきょうこつきん)、小頬骨筋(しょうきょうこつきん)の衰えが大きな原因。マスクで圧迫されたり、人と話す時間が減り、あまり動かさなくなることで、どんどん硬く強張ってしまいます」
まずは筋肉をまんべんなくほぐす準備運動からスタート。
まずは硬直した筋肉を動かす。
小鼻の脇に人差し指の第1関節をつけ、骨に押し当てるように左右に5回ほどスライドさせる。1cmずつ指を上にずらして4カ所ほぐしたら、人差し指を2cm外側にずらして、同様に下から上へ4カ所ほぐす。
筋肉の動きをスムーズに。
準備運動で充分に強張りがほぐれたら、次は筋肉の動きをよりスムーズにするステップへ。
「指で押さえながら顔を動かすことで、筋肉の内側にあるリンパの流れを促進。すると、頬の立体感が蘇り、ほうれい線も目立たなくなります。痛みを感じる人は、リンパが滞っている証拠。ファンデーションのスポンジで押さえるように行うと、メイクが崩れる心配もありません」
人差し指と中指を小鼻の横に置き、指先で筋肉の伸縮を感じながら「えおえお」と5回口をはっきり大きく動かす。終わったら指を2cm外側にずらし、同様に5回行う。
『クロワッサン』1033号より
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