移動時間や待ち時間など、外出中にできるさりげないストレッチ。
忙しい人でもスキマ時間に続けられる、簡単なストレッチを整体師の古賀直樹さんに教わって紹介します。毎日に取り入れれば、疲れや痛みを感じにくい体に。
イラストレーション・小林マキ
[ストレッチ1] エレベーターの中で
効果→肩コリに
まっすぐな姿勢で立ち、右腕を真横に上げ、手のひらを肩の高さで壁につけ、左手で鞄を持つ。左手を右の胸に当て左肘を上げ、弓を引くように大きく左胸のほうに引き寄せる。胸を張り、3回ほど深呼吸。反対側も同様。
縮こまった胸と背中を伸ばす。左肘は肩と同じ高さか、より上の位置に。
[ストレッチ2] 信号を待ちながら
効果→姿勢改善
バッグを持っているほうの腕を後ろに伸ばす。そのまま腕全体を外側に30~40秒捻る。肘を曲げる動きは日常で多いが、伸ばす動作は少ないので取り入れたい。
バッグを持っているほうの腕を後ろに伸ばす。そのまま腕全体を外側に30~40秒捻る。肘を曲げる動きは日常で多いが、伸ばす動作は少ないので取り入れたい。
[ストレッチ3] 電車で座りながら
効果→ぽっこりお腹に
椅子に座った状態で、片方の膝の上に手を置く。手を置いたほうの膝を上に上げ、置いた手は、上げた膝に対抗するように下に押し下げる。この状態を7~8秒間ほどキープ。反対側の足も同じように行う。目安は1日5~7回。
[ストレッチ4] スーパーのレジを待ちながら
効果→脚のむくみに
片方の足を後ろに出し、足の甲を反らせて充分に伸ばす。足首に刺激を与えるこのポーズは、リンパの流れを促進できる。やりすぎると足を痛める可能性があるので適度に。不安定な場合は壁などに手をついて。
時計の針のように12時、10時、2時の向きなど様々な方向へ反らせると脚全体に刺激を与えられる。
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