夏バテでダメージを受けた肌とカラダを、
「ながら美容」で簡単リセット。
「夏を越すと3歳は老け込むといわれるほど、夏の環境は過酷です。汗もかくし、暑いからおっくうと、手入れを怠っていると、秋になってからのダメージはますます深刻に。トラブルを放っておかず、今の時期に〝美のスイッチ〟を入れることで、肌もカラダも若さに違いがでてきますよ」と美容家の小林ひろ美さん。
透明感のある美肌の持ち主ですが、実は、10代後半から肌を焼き続け、32歳の頃には、日焼けによるシワやたるみ、シミなどの悩みが続出。ある日、鏡を見て愕然としたことが、自分流ケアを始めるきっかけになりました。そして試行錯誤しながら編み出したのが、自宅で楽しみながらできる、お手軽ケア。
テレビを見ながら、料理をしながらなど、「何かをしながら」身近なアイテムを使って行うので、気持ちの負担にならず、思いついた時にできるものばかり。ゴワつき改善の〝乳液ピーリング〟や、髪の〝パーカー蒸し〟など、アイディアが光るメソッドが揃っています。
「巡りを良くする冷え改善運動や、鎖骨の〝ゴミポケット〟に流す手の動きなど、ほんのちょっとのコツで最大限の効果。夏の疲れが吹き飛びます」
簡単運動とマッサージで「ぞうさん脚」脱却。
脚のむくみは、水分や老廃物が下半身に滞ることで、起きます。
「冷房によって、むくみやすくなり、循環が悪くなることで、贅肉がつきやすくなってしまいます。私は家や電車の中で、手軽にできる運動を取り入れています」
ふくらはぎの筋肉を強化する、〝つま先立ち〞や〝ひとりぼっちポーズ〞など、テレビを見ながらでもできそう。
「寝る前には脚のマッサージや、手足ぶるぶる体操で血流アップ。むくみは翌朝に持ち越さないで」
つま先立ちで、ふくらはぎの筋肉強化。
1.両足を揃えて立ち、かかとを上げる、下げる、の運動を10回繰り返す。ふくらはぎに意識を集中して、つま先立ちを。
2.両足のつま先立ちで、前のめりになる人は、片方ずつ上下させる。左右各10回。
ひとりぼっちポーズで下半身の血流を促す。
1.かかとを床につけてしゃがみ、ひざを両腕で抱えた〝ひとりぼっちポーズ〞を約1分間
2.。両手を前に伸ばすと、全身の血流も促すことができる。
寝る前は、手足ぶるぶる毛細血管体操を。
末端にいった血液を心臓に集める体操。仰向けになり、両手両足を上に伸ばし、力を抜いて約1〜2分、ぶるぶると震わせる。
オイルもみ&ラップ巻きでむくみを流してスッキリ。
1.オイルを手に取り、足首からひざまで、もみあげるようになじませ、ひざの裏のツボを数回押す。
2.足首からひざに向かってラップを巻き、5~10分おく。温感効果で血流が促され、ラップをはずした後は、むくみがすっと消える。
◎小林ひろ美さん 美容家/スプーン美容など、ユニークなオリジナルメソッドを考案。著書は『小林ひろ美の1日中どこでも24時間美容』(ワニブックス)など
『クロワッサン』908号(2015年9月10日号)より
[hidefeed]「今回の記事以外にも「カラダの夏疲れを解消して、秋に輝く美肌づくり。」「お疲れ顔を15分で整える、白・黒・赤のバランスメイク。」など、キレイの秘訣が満載のクロワッサンNo.908『夏疲れを、消した人からキレイになる。』が絶賛発売中です。http://magazineworld.jp/croissant/[/hidefeed]
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