白アイテムを細く着こなすテクニック3〜お腹周りお悩み編〜
体型の悩みもあり膨張色の白を選ぶのに抵抗があるという読者に、プロの目で、細く、トレンド感ある着こなしを提案します。
読者の大島範子さん(クロワッサン倶楽部読者モデル No.23)の悩みはお腹周り。
「白に限らず、いつもウエストにゆとりのある服を選んでいます。細身のパンツをはくと、お腹の肉がウエストに乗ってしまうので、はけません」(大島さん)
対して、平澤さんが提案したのは、見せるところと隠すところのメリハリをしっかりとつけること。
「すべて隠そうとすると、実物以上に太って見えてしまうもの。たとえば大島さんの場合は、細くてきれいなひざ下を見せるスタイリングをしたら、白もきれいに着こなせるはずです」
Before
平澤さんは白トップス×寒色、明るい色のトップス×白スカートのスタイルを提案。
「大島さんは脚のラインがとてもきれい。だから2パターンともそこが際立つようにスタイリングしました。1の写真は、白いトップスをレイヤードしましたが、薄くて落ち感のある素材なので、すっきり見えます。さらに、濃い寒色のカーディガンで引き締めているので着痩せ効果が。
2の写真は、ボリュームのあるトップスとの比率で下半身を細く見せたのがポイントです」
After
春色のピンクのトップスを取り入れたコーディネート。「膨張を防ぐには、濃いめのピンク色を選ぶのがポイント。裾広がりのテントラインは、ボトムスをタイトな縦長にすると白でも下半身が細く見えます。全体的に、やわらかくて薄手の布帛のアイテムを選んだのも着痩せのポイント」
ふんわりした薄手の白いトップスをレイヤードすることでお腹周りをさりげなくカバー。紺色のカーディガンは、全体を引き締めるうえ、二の腕をほっそり見せる効果も。「ひざ下の細さを強調するため、センタープレスのパンツを選んだのもポイント。脚がより長く、細く見えます」
鏡を見た大島さんは、「カーディガンを羽織った途端に全身が細く見えるようになったのにびっくり。敬遠していたピンクもこんなにきれいに着ることができてうれしいです」とテンションアップ。新しい白の着こなしに大満足となりました。
※商品は売り切れている場合があります
『クロワッサン』897号(2015年3月25日号)より
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