【パナソニック】これからの私たちにちょうどいい。高機能でコンパクトを叶える家電
撮影・太田太朗 スタイリング・宮田桃子、なかざわひろ美 文・兵藤育子
数年前、双子の息子が巣立ったのを機に、思い切って引っ越しをした上田夫妻。子育て中心だった家から、夫婦で快適に暮らすための家づくりを、ハードとソフトの両面から行ってきた。
「生活の変化に慣れるのに1年くらいかかりました。食回りのサイズダウンが特に大変で、今までの習慣を大きく変える必要がありました」(淳子さん)
「僕の場合、退職再雇用のタイミングと重なって、家で過ごす時間が増えたのも大きかったですね。それまで家事はほとんどしてこなかったのですが、少しずつ覚えています」(恭弘さん)
ふたり暮らしをスタートするにあたり、手放した家具や生活道具も多い。
「4人暮らしのままのサイズ、ものの量だったら、きっと疲れていたと思います。今は使いたいものを使えるぶんだけ、生活のなかに置いておくことの快適さを感じています」(淳子さん)
長く愛用した家電も同様。“小世帯”の暮らしに寄り添う上質な家電を、日常のシーンとともに紹介していこう。
「最後までおいしく食べきれる」「時間と空間にゆとりを作る」「自分のからだと向き合う」という生活者の声から導き出した価値観を軸に、コンパクトかつ上質で心地よい暮らしの実現に役立つ7つの家電を提案。
〈上田家のとある一日〉
【11:00】買い物から帰って……
コンパクト×充実の機能、ムダを削った冷蔵庫
子どもたちと暮らしていた頃は、大容量の冷蔵庫が不可欠だった上田家。買ってきた食材を入れているこの冷蔵庫は、業界トップクラス(※2)の奥行うす型60㎝。高さも少し低めで、夫婦の暮らしにちょうどよいサイズ感だ。
「大きい冷蔵庫は使い忘れや二重買いをしがちですよね。これなら中が見渡せるし、私でも一番上の棚に楽に手が届きます。冷蔵庫は長らく両開きが当たり前でしたが、今なら片開きで充分だなと思いました」(淳子さん)
「妻ほど冷蔵庫の中を把握できていない僕でも、使いたいものをすぐに見つけやすそう」(恭弘さん)
野菜室の引き出しはフルオープン(※3)で、やはり奥までしっかり見える設計。
「しゃがむのが年々つらくなってきたので、野菜室が真ん中なのがありがたいです。しかも取り出しやすくてお掃除も楽。家電はコンパクトになるほど機能性が削られるイメージでしたが、鮮度を長持ちさせ、サクッと切れる微凍結(パーシャル)も搭載しているなど、高機能でびっくり」(淳子さん)
●冷凍冷蔵庫
NR-C33JS2
キッチンにすっきり収まるコンパクトモデル。野菜室の見やすさ、保鮮機能などの使いやすさが両立。
W600×D600×H1695㎜、326L マットライトベージュ オープン価格
https://panasonic.jp/reizo/products/NR-C33JS2.
〈10月17日発売予定〉
※2 国内家庭用冷凍冷蔵庫において(日本電機工業会基準による。2025年8月21日現在)。
※3 冷蔵庫本体からのケース引き出し度合い。