さらなる上質さを追求した、土屋鞄の新ライン「TSUCHIYA Class」がデビュー
文・三枝陽子
半世紀以上にわたり、バッグや革小物と真摯に向き合ってきた土屋鞄。ランドセル工房からスタートした同社は、今や世代を超えて愛されるレザーブランドとして知られています。創業60周年を迎える節目である2025年、この秋新たに発売されるのが、女性に向けたハイエンドライン「TSUCHIYA Class」。上質なイタリアンレザーを採用し、シンプルさの中に凛とした気配を宿すコレクションです 。
今回登場するのは、ボストンバッグ2種とウォレット2種。クラフツマンシップに裏打ちされた確かな品質と、日常に溶け込むモダン・エレガンスを兼ね備えたアイテムが揃いました。
ベルオーブ ボストンバッグ
クラシカルなフォルムをベースに、シンプルさを極めたデザインが印象的な「ベルオーブ ボストン」。A4サイズも収納できる王道サイズと、ショルダー付きで軽やかに持ち歩けるミニサイズの2種類で展開されます。
素材には、イタリアの老舗製革メーカー・IL CIA社による「イタリアンシュリンクレザー」を採用。通常のシュリンクよりもハリとコシがあり、美しいシボ感が特徴です。ブラックは落ち着いたシックな雰囲気、グレーは程よい明るさでスタイリングを品よくまとめてくれるのが魅力。内装には汚れが目立ちにくい色を選び、細部まで使いやすさに配慮されています 。
レベーヌ ウォレット
財布は、希少な子牛の革を使った「イタリアンボックスカーフ」で仕立てた2種類。控えめな輝きを放つ口金がアクセントとなり、ミニマルな中に上品な華やかさを添えています。
「ロングウォレット」はカード収納が12枚分あり、整理整頓がしやすい設計。がま口式の札入れと小銭入れも備え、実用性も十分です。
一方の「フォールディングウォレット」は、コンパクトながら札入れや小銭入れ、カードホルダー6枚分を備え、日常使いにフィットする仕様。カラーはブラック、グレー、ダークグリーンの3色で展開され、スタイルに合わせた選び方ができます。内装にも同じボックスカーフを使うことで、手にしたときの高揚感が一層高まります 。
「何を選ぶか、それは知性」という理念のもと生まれた「TSUCHIYA Class」。
飾り立てるのでもなく、ブランド性を強く打ち出すでもなく、素材の良さを引き出し、持つ人の魅力を際立たせるというそのスタイルは、今を生きる私たち世代の感性にもフィットします。
日本発の老舗バッグブランドの新たな展開に、今後も注目です。TSUCHIYA Classは2025年10月23日(木)発売開始。
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