【ボンキッシュ】お魚料理のサブスクリプションで自宅で手軽にシェフの味を
撮影・小林キユウ フードスタイリング・中村弘子 文・小沢緑子
おうち時間を素敵に豊かにしてくれるお魚料理ですね
6年ほど前、47歳のときに“手仕事”の魅力に夢中になり、以来手工芸作家としても活躍するイラストレーターの堀川波さん。籐で編むアクサセリーから始まり、かごバッグ、刺し子ステッチなど、作品はどんどん増えている。また、ロンドンやタイでも刺繡や籐編みのワークショップを開くなど、各地で“手仕事の輪”も広げつつある。
「娘が社会人、息子が大学生になり、子育てを卒業した機に、空いた時間を“自分がときめくこと、できること”に活用していたら、新たな変化が生まれていた感じです。週1回、ものづくりを一緒にしている仲間が集まり、針と糸をちくちく動かしながらイベントに向けて作品を製作したり、その後においしいごはんを囲んでおしゃべりしたり。仕事も暮らしも“第2の青春”を迎えたような気がしています」
一方、人生の折り返し点である50代となり、“自分ひとりの時間”もより大切にしたいと思うようになった。
「私もそうですが、今まで子ども中心の生活だった人も子離れの時期と重なり、いかに個々の時間を充実させて過ごすかに視点が移っていくと思います。それに人生後半は長い。ひとりの時間を丁寧に大切に過ごす工夫を、私もしていきたいと思っています」
そんな堀川さんに“おうちでレストラン気分を楽しめる”と人気のお魚料理のサブスクリプションサービス「ボンキッシュ」を試してもらった。国産の魚介を使い、和洋中の第一線で活躍するシェフたちがメニューを考案。それらを調理済みの冷凍ミールキットに仕立て、月1回定期便として自宅に届けてくれる。調理をする際は、個々の料理に合わせて湯煎や電子レンジで温めたり、流水や自然解凍させるだけ。
「ミールキットは初めてでしたが、このボンキッシュの料理はどの魚も身がふっくら厚みがあり、素材のおいしさに驚きました。しかもどれもひと手間かけた味。たとえばスズキを揚げたものに夏みかんの果汁を使った甘酢あん、ヤリイカにバジルも使ったオイルソースなど、絶対に自分では思いつかない組み合わせ。レストラン気分が楽しめる、というのは納得です」
さらに堀川さんはこう続ける。
「何時に家族が帰ってくるかわからないときの夜ごはんって、ちゃっちゃっと簡単に済ませがち。でも、このお魚料理があると器をちゃんと選んで、セッティングもして、何なら合わせるワインも買ってきて(笑)とか、ひとりごはんの時間をゆっくり楽しみたい気持ちになりますよ。私、この商品は自分と同世代の女性にこそ、おすすめしたい。日々忙しく過ごす中で、素敵なご褒美になってくれると思います」
堀川さんが試した、おすすめメニューがこちら
大分県津久見市産 ぶりの照り焼き
福島県産 ヤリイカのガーリックオイル炒め バジル風味
福島県産 スズキの菊揚げ 夏みかんの甘酢あんかけ
ボンキッシュのシーフードカレー
和洋中のお魚料理が、常時約40種類
ボンキッシュのお魚料理のメニューを考案、監修するのは和洋中の一流シェフたち。それが、公邸料理人等での数多くの実績と信頼を得た和食の近藤一樹シェフ、パリやローザンヌなどのミシュラン店で研鑽を積んだ『ビストロ・ダ・アンジュ』の藤井弘シェフ、上海育ちの中国料理研究家のシャウ・ウェイシェフ、長年『赤坂四川飯店』で料理長を歴任した『中華旬彩 西尾』の西尾正シェフ(下写真)。それぞれが試作を重ねてこだわり抜いて完成させたお魚料理が、常時約40種類揃う。また毎月新作も登場する。
国産の旬の魚介を活かした種類も料理の手法も豊富なメニューから、毎月好きなものを選んで注文する楽しさをぜひ体験してみて。
\一流シェフの監修です/
ボンキッシュのお魚料理の冷凍ミールキットは、6品(1品あたり1,180円)、8品(1品あたり1,160円)、12品(1品あたり1,140円)入りの3コースがあり、毎月オリジナルボックスで届く(送料は地域別)。注文時に好きなメニューを選ぶ方法以外におまかせコースも。また、毎月どのコースにも変更ができ、お届け日の3日前(土・日・祝日を除く)までならスキップや一時休止も可。その時々の状況に合わせて注文を。
問合せ先:Bon Quish(ボンキッシュ)
『クロワッサン』1147号より