味だけでなく、栄養面でも名コンビ。きゅうりとたこのマリネ【牛尾理恵さんのレシピ】
夏の不調を防ぐには、まずタンパク質を摂ることが肝心。動物性、植物性を取り混ぜ、旬の野菜と合わせて作り置きすれば、いつでも楽に食べられます。
撮影・小川朋央
きゅうりとたこのマリネ
高タンパクで低脂肪のたこと、薬膳では体の熱を冷ますとされるきゅうり。夏の定番の組み合わせは、実は理にかなった一品。
【材料(作りやすい分量)】
たこ 300g
きゅうり 2本
セロリ 1本
塩 小さじ1
A[オリーブ油 大さじ2、赤唐辛子(小口切り)ふたつまみ、にんにく(すりおろし)1かけ、レモンの搾り汁 大さじ1、塩 小さじ1/2、こしょう 少々]
【作り方】
1.たこをそぎ切りにする。きゅうりは縦半分に切り、スプーンなどで種の部分を取り除き、斜め薄切りに。セロリも斜め薄切りにする。きゅうりとセロリを合わせ、塩をふってもみ、10分ほどおいて水分をしっかりと絞る。
2.1をAであえる。
↓アレンジ
ブルスケッタ風
バゲット適量を薄切りにして軽くトーストし、マリネを適量のせる。
タンパク質と夏野菜を同時に摂る。
40歳で始めたダイエットがきっかけで、今では筋トレが日課という牛尾理恵さん。週に4回はジムに通っている。
「トレーニングをしたら効率よく筋肉をつけたいので、タンパク質は積極的に摂取しています。水分を貯蔵する筋肉が体についているほうが、熱中症や脱水症状にもなりにくいんですよ」
タンパク質を摂る際には、ビタミンや適度な糖質も同時に、を心がけるとより吸収されやすくなるのだという。
「ビタミンたっぷりの夏野菜と合わせて作り置きしておけば、時間のない朝でもご飯や麺と合わせてさっと一品ができ、タンパク質を手軽に摂ることができます。そうした食事と、自宅でできる簡単な筋トレやウォーキングを合わせれば、夏バテや熱中症の予防にも」
『クロワッサン』1073号より
広告