疲労回復の特効ビタミンや栄養素、食材が話題になりますが、基本はきちんと食べること。食べたものはエネルギーや、体の再生材料になりますが、不足しても余っても、疲れたり、太ったりします。
体を動かすエネルギーを作るのに、3つの回路があることをご存じですか? 最初に発動するのが、炭水化物に含まれる糖質が血糖として細胞に届き、エネルギーになる「解糖系」です。
糖質が足りないとたんぱく質をアミノ酸に分解し、さらにブドウ糖として利用する「アミノ酸回路」が働きはじめ、それでも足りなければ脂質を中鎖脂肪酸、ケトン体と変化させてエネルギーを作る「ケトン体回路」が起動します。