マスクありきのアイメイクは、ツヤ系赤みブラウンで温かみを宿らせる。
「外出時には必ずマスク」の生活で、印象を決めるのは断然目元。アイメイクやケア法に気を配り、人を惹きつけるまなざしを手に入れて。
撮影・玉置順子(t.cube/モデル) 、久々江 満(静物) スタイリング・白男川清美 ヘア&メイク・岡田いずみ モデル・樹神 文・入江信子
ツヤ系赤みブラウンで目元に温かみを宿らせる。
「マスクをしているときは、目ですべての感情を表すことになります。色やツヤ感を意識したアイメイクで生き生きと」とヘア&メイクアップアーティストの岡田いずみさん。
たとえばこのメイクでは、濡れたような輝きを放つ、赤みを帯びた色のシャドウを選択。
「赤系の色を使うと、それだけで顔にホッとする温かみが感じられます。つまりコミュニケーションを取りやすい顔になるんです。またツヤをプラスすれば、顔が動くたび、目元に光が揺れて、表情が豊かに」。
ツヤの力でヘルシーさが加わるのもうれしいところ。
[STEP 1]クリームシャドウを塗る。
オレンジのシャドウを指で目のキワから眉下まで、眉下中央を頂点とした山形を描くように塗り、目の下にも細く。ローズブラウンを二重幅にのせる。
[STEP 2]ラインも赤み系でまとめる。
ブドウ色のリキッドライナーを上のキワ全体に引く。シャドウと調和する赤みがかった色を使うことで今風に。強すぎる黒は、古くさくなるので避けて。
引き締めつつ優しさを添えるブドウ色のリキッドライナー。コシのある筆で引きやすい。
目がぼやけがちな人は濃いめのブラウンをチョイス。リキッドとペンシルのダブルエンド。
旬の目元を作る、シアーな質感のつややかクリームシャドウ。オレンジとローズブラウン。
湿度を感じるツヤでまなざしに自然な立体感。赤みの強いベージュとオレンジ系ブラウン。
深みのあるレッドブラウンを主役に、肌になじむ色を集めたパレット。
『クロワッサン』1033号より