これなら安心して食べられる!
肌にやさしいチョコレート7つ。
ダイエットや吹き出物などの大敵とされがちなチョコレート。低糖質なら、むしろ健康や肌にもいい? 予防医療の専門家のアドバイスをもとに厳選した、低糖質チョコレート7種類を紹介します。
とっておきのチョコレートを口にしたときの愉悦は何物にも代え難い。糖質制限流行りの昨今、そんなチョコ好きに向けた低糖質のチョコレートが続々登場している。甘さや風味はそのまま、糖質量をぐっと落としたチョコレートだ。
太りにくいのはもちろんのこと、こうした低糖質のチョコレートは若若しい肌づくりにひと役買ってくれるという。健康院クリニックの細井孝之さんによれば、「チョコレートに含まれているカカオポリフェノールは抗酸化物質の代表格。遺伝子や細胞を傷つける活性酸素の害をブロックしてくれる働きがあります。肌の張りを保つコラーゲンの酸化による劣化を防ぐことで肌のツヤや弾力性が回復するということは考えられます」
それなら普通のチョコレートでも同様の効果が期待できるのでは? ところが、通常のチョコレートを口にして血糖値が急上昇すると、余分な糖が体内のタンパク質と結びついて老化の原因、AGEs(最終糖化産物)が発生しやすい。
「AGEsが蓄積されると酸化ストレスが高まり、シミやシワなど肌の老化が促されてしまいます。また、動脈硬化や脳の神経細胞にも悪影響を及ぼすことが分かっています。AGEsの元となるのはブドウ糖や砂糖に含まれるショ糖、果物に含まれる果糖などの糖類、でんぷんを含む糖質など。ですからスイーツ好きの女性の多くはAGEsの値が高い傾向があります」
食後、または運動後に
適量の低糖質のチョコを。
AGEsの発生を防ぎつつ抗酸化作用が期待できる低糖質のチョコレートは、いわば、いいとこどりアイテム。おすすめの食べ方とは?
「メインの食事を腹八分目にしてデザートにこうしたチョコレートを一口食べると満足感が得られ、全体のカロリーダウンになります。また、抗酸化力をアップさせる適度な運動の後に食べれば抗酸化力をさらに後押しすることができると思います」
食後または運動後の低糖質のチョコレートが、健やかな肌づくりのカギとなりそう。
モリドル 糖質制限チョコレート
キノコやワインなどに含まれる発酵ブドウ糖エリスリトール、植物由来のステビアといった天然由来の甘味料を使用。京都・高雄病院医師・江部康二さん監修による本格的糖質制限チョコレート。
香川県の有名菓子店が1年以上かけて生み出した糖質制限チョコレートケーキ。砂糖、合成甘味料、小麦粉、トランス脂肪酸不使用。濃厚カカオに生クリームの優しい味わいをプラス。
糖質84%カットを実現。さらに砂糖などの糖類は一切不使用。糖質オフとは思えないしっかりとした甘さのある、チョコレート本来がもつメリットだけを追求したアイテム。
ベルギー産の最高級クーベルチュールチョコレートを100%使用。砂糖の代わりに低カロリー甘味料マルチトールを用いた低GIチョコレート。調剤薬局やwebでの取り扱い。
国内外のコンクールで数々の受賞歴を誇るパティシエと糖尿病専門医のコラボによる低糖質菓子。小麦粉や砂糖などの主原料を低糖質の材料に置き換えた生チョコやケーキが好評。
ドクターリセラ
カカオマスから丁寧に作り上げた生チョコ、でんぷんを含まない小麦ふすま粉と砂糖の代わりに羅漢果を使用したショコラ・ショコラは、もはや糖質オフを感じさせないご褒美スイーツ。
魔法のダイエット®プレミアム
低GI、低コレステロール、ノンシュガーだけでなく、抗メタボ作用が認められたビフィズス菌「ビースリー®EX」を配合。1粒で腸内環境を整え、太りにくいカラダを目指せるサプリメント。
◎細井孝之さん 健康院クリニック副院長/予防医療の専門家。千葉大学、バンダービルト大学、東京大学、東京都老人医療センターなどを経て現職。