2019年で第4回を数えるカメヤマ主催のコンクール。亡くなった大切な人に手を合わせた時に浮かぶ言葉を募集して、これまでにも数々の名台詞が受賞を果たしている。
「回を追うごとに、応募総数も増え、若い世代の応募が年々増えていることがうれしいですね。それに応じて手を合わせる対象も、以前は夫や両親が圧倒的だったのが、祖父母や愛犬・愛猫にまで広がっています」(古川さん)
初回は933通だった応募も、昨年の第3回では5035通にまで増加。コンクールの認知度も着実に上がってきているようだ。
「声に出して言うには少し照れ臭い気持ちも、文字にすれば意外と素直に伝えられるもの。上手い、下手は関係ありません。大切な人への思いを吐き出すきっかけに、そしてその思いを多くの人と分かち合う場に、このコンクールがなれたらと願っています」
今年の受け付けは9月30日まで。