くらし

備後屋(びんごや)【素敵な日用品が揃う東京の名店】

春、生活に新しい風を吹き込みたい季節です。使うたびに喜びをもたらしてくれる日用品が手に入る、厳選の店を紹介。
  • 撮影・MEGUMI(DOUBLE ONE) 文・河野友紀

使いやすく、丈夫。日本の民芸の魅力を存分に味わえる。

【若松町】備後屋

土地ごとに突起部の形状が異なるという、日本各地のおろし皿。一堂に並ぶのはこの店ならでは。
福岡県の『赤坂飴本舗』が作っている“赤坂人形”という土人形。食紅で描かれた表情が愛らしい。1,000円台より。
3〜4階は染め物が。こちらは江戸時代からの古法染めで、天然純藍染めの手ぬぐいなど。
1階のショーウィンドウに並ぶガラスの器。手吹きのガラスは、大胆なフォルムと繊細なディテール、両方の美しさがある。
島根県にある出西窯(しゅっさいがま)の徳利3,564円と、お猪口756円(共に税込)。
越中八尾和紙を使ったミニノート。深みある発色。1,425円(税込)。
土地ごとに突起部の形状が異なるという、日本各地のおろし皿。一堂に並ぶのはこの店ならでは。
福岡県の『赤坂飴本舗』が作っている“赤坂人形”という土人形。食紅で描かれた表情が愛らしい。1,000円台より。
3〜4階は染め物が。こちらは江戸時代からの古法染めで、天然純藍染めの手ぬぐいなど。
1階のショーウィンドウに並ぶガラスの器。手吹きのガラスは、大胆なフォルムと繊細なディテール、両方の美しさがある。
島根県にある出西窯(しゅっさいがま)の徳利3,564円と、お猪口756円(共に税込)。
越中八尾和紙を使ったミニノート。深みある発色。1,425円(税込)。

オープンから約60年、全国の職人が作った生活雑貨を扱う『備後屋』は、今や海外の人にも知られる存在だが、「民芸は非常に分野が広く、うちが扱っているのはほんの一部。そして何々が民芸だ、という枠組みはないんですよ」、と社長の岡田芳宗さんは語る。

店舗は5フロアあり、2階は器、3~4階は染め物などの布もの、地階は郷土玩具、1階は和紙製品やかご、そして各フロアからチョイスされた品々が並ぶ。驚くのは、商品にあまり説明がないこと。「物にストーリーはいらないと思うんです。無駄な知識があると目が曇る。うちに置いてあるものはすべて、使って初めて生きるもの。丈夫さや使いやすさなど、物本来の魅力で選んでほしいんです」(岡田さん)

開店5年後に5階建てのビルに建て替え、今に至る。地下鉄若松河田駅若松口を出て右を見ると、看板が。

●東京都新宿区若松町10-6 TEL.03-3202-8778 営業時間:10時〜19時 月曜、第3土・日曜休

『クロワッサン』995号より

※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は本体のみ(税抜き)の価格です。税込表記の商品は、配信日が2019年9月30日以前の記事は消費税8%、2019年10月1日以降に配信の記事は10%(軽減税率適用のものは8%)が含まれています。

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