【買い取りサービス編】最後まで責任を持ちたい、いらなくなった物の処分法。
イラストレーション・篠塚朋子 文・板倉ミキコ
【売る】まだまだあります、適材適所の物の売り方。
着物、毛皮
作家ものの作品でも証紙が付いていないと価値が下がるなど、素人にはなかなかわかりづらい着物の価値基準。また毛皮も同様で、品種や質、希少性によって価値は千差万別。買い取りにあたっては専門的な視点が必要になるので、実績のある店に頼んだほうが無難。
〈代表的な買い取りサイト&ショップ〉
バイセル( https://www.buysellonline.jp/ )
着物の取り扱い数業界No.1の通販サイト。全国出張買い取り無料で現金即払いという迅速さが特長。
ストックラボ( http://www.kegawakaitori.com )
セーブルなど高級品も扱う毛皮買い取り実績の多いサイト。宅配、出張、店頭と買い取り方法は選択可能。
ノーブランドの服飾品
確実なファンのいるブランド物でもなく、シーズンオフのものや経年劣化のあるものでも、とりあえず買い取ってもらえるのが服飾雑貨のリサイクルショップ。ブランドや新しさなどに関わりなく、キロ単位など、重さで買い取るわかりやすい料金が設定されている。
〈代表的な買い取りサイト&ショップ〉
キングファミリー( https://www.kingfamily.co.jp )
関東、中部、近畿、中国・四国、九州地方と全国に80店舗ほど展開。何でもキロ単価で査定。
モードオフ( https://www.hardoff.co.jp/modeoff/ )
ブランド品、人気メーカー品はそれに見合った価格で、ノーブランドでも買い取ってくれるショップ。
インテリア・家電
まだ使えるものだけど、不要になると処分しづらいのが大物のインテリアや家電。ゴミとして処分すると処分料や運搬料がけっこうかかるので、できればリサイクルに回したい。買い取りシステムや査定基準が明快な店を選んで、ストレスフリーに手続きを進めよう。
〈代表的な買い取りサイト&ショップ〉
エルライン( http://www.l-interior.jp )
ブランド家具、デザイナーズ家具の買い取り専門。ソファやベッドなど大物も。出張買い取りは関東全域。
トレジャーファクトリー( https://www.treasure-f.com/ )
店頭、出張、宅配買い取りのほか、引越し時に不用品を売って引越し運賃が安くなるお得なサービスも。
家財丸ごと、生前整理
プロの手を借りて断捨離をしたいという人や、子どもに残すものは吟味して選びたいという人などにおすすめなのが、家財丸ごとの査定。また、引越しの際に利用して、持ち物をスッキリ減らすのも賢い使い方。何を処分すべきかわからない人こそ利用する価値あり。
〈代表的な買い取りサイト&ショップ〉
ウルトラバイヤー( https://plus.ultra-b.jp/seizen/ )
生前整理の買い取り専門店。回収業者では気づかない点も、買い取りのプロ鑑定士が丁寧に査定。
リサイクル出張買取センター( http://www.kaitorideli.com )
家電、家具、食器、楽器、ブランド品など古くなったものでも、1点から一軒丸ごとまで出張買い取り。
フリマアプリやオークションサイトは、上級者向け。
フリーマーケットサービスを利用できるアプリやオークションサイトは、最近CMなどでも目にする気になる存在。不用品に自分で値段をつけて売ることができ、オークションでは予想以上の値段で売れることも。「ただデジタルに強い世代にとっては手軽ですが、出品に至るまでの手続き、買い手とのやり取りなどが案外面倒。手間を惜しまない人向けのサービスだと思います」(進藤さん)
〈代表的なアプリ〉
ラクマ( https://fril.jp )
楽天が運営するフリマアプリ。代金のやり取りはラクマが管理してくれるので安心。
メルカリ( https://www.mercari.com/jp/ )
誰でも簡単に出品、購入ができる、利用者数最大のフリマアプリ。購入希望者との交渉は必須。
ヤフオク!( https://auctions.yahoo.co.jp )
オークションとフリマ出品の二者選択ができるサイト。取引のやり取りはステップに従うだけ。
『クロワッサン』987号より
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