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写真展「木村伊兵衛 パリ残像」待望の東京開催!

写真展「木村伊兵衛 パリ残像」が日本橋三越本店で2018年10月24日より開催。
会期中はギャラリートークの実施、また写真展のオリジナルグッズも販売。芸術の秋にひたってみて。
ⒸNaoko Kimura
ⒸNaoko Kimura

戦後間もない日本、海外渡航がきわめて難しく、遠い遥かな夢の世界でもあった芸術の都パリ。
1954(昭和29)年 、初めて念願のヨーロッパ取材がかなった木村伊兵衛は、ライカと開発されたばかりの国産カラーフィルムを手にパリを訪れる。そこで20世紀を代表するフランスの写真家、アンリ・カルティエ=ブレッソン に出会い、フランスのファッション・報道写真家として有名なロベール・ドアノー とも親しくなる。その中で生きたパリの町並みと下町の庶民のドラマに触れることに。

木村作品のなかでもとりわけ異色なカラー表現がされたパリ。撮影から半世紀を経て、アルルの写真フェスティバルやパリ市庁舎写真展などで紹介され、改めて国際的な評価を受けることとなったそう。
木村の描きとった131点のカラー作品から蘇った、往時のパリの魅力を楽しんで。

木村伊兵衛(きむら・いへい) プロフィール
1901年、東京・下谷生まれ。子どものころ、おもちゃのカメラを手にして写真に興味を持つ。1930年、ライカを入手、花王石鹼の広告写真でプロとしての活動を開始。「ライカ使いの名手」として戦前・戦後を通じて活躍。1950年、日本写真家協会初代会長に就任。アマチュアの指導者として、土門拳とともに「リアリズム写真運動」を推進。1954年と翌55年、日本人写真家として戦後初めてヨーロッパを取材。1974年没、72歳。

ⒸNaoko Kimura
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写真展「木村伊兵衛 パリ残像」
会期:2018年10月24日(水)~ 11月5日(月)
午前10時~午後6時30分【午後7時閉場】※最終日は午後5時30分まで【午後6時閉場】
会場:日本橋三越本店 新館7階催物会場
企画制作:株式会社クレヴィス
【特別イベント鈴木芳雄氏(編集者/美術ジャーナリスト)ギャラリートーク「木村伊兵衛という写真家がいた−−その魅力を知る。撮り方を学ぶ−−」】
会期:2018年10月24日(水)午後6時~
会場:写真展会場内
【特別イベント 田沼武能氏(本展監修者/写真家)ギャラリートーク】
会期:2018年10月27日(土)午後2時~
会場:写真展会場内

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