料理研究家・坂田阿希子さんが愛用する「これは私の手の一部」という道具たち。
毎日の料理を手早くすませるためには調理道具の使い勝手こそが最優先課題です。鍋やフライパンの中で自在に操れて、料理の仕上がりをびしっと決めてくれて台所に置けばすっきり収まる、そんな理想の道具たち。料理上手のお気に入りの逸品を取材しました。
撮影・三東サイ 文・河野友紀
握りやすく引っかけられる柄が自慢。テレビ番組が開発したサーバースプーン。
盛りつけに役立つサーバースプーンは、握りやすく、機能的な柄のデザインの“大好きスプーン”がお気に入り。
「柄のカーブが手にしっくりと馴染むので、持ちやすく、扱いやすい。またグリップの先が鍋に引っかけられる形になっているから、鍋の中に滑り落ちる心配がない。小さいことを気にせずに料理ができるのは、すごくいいこと。スプーン部分も、すくいやすい大きさ、薄さと角度を持っています。1回でしっかりすくえるので、それだけで作業の手間が減り、時短に繋がります」
坂田阿希子(さかた・あきこ)●料理研究家。掲載した24のレシピ、すべての動画が見られる著書『CAKES』(NHK出版)が発売中。
『クロワッサン』969号より
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