暮らしに役立つ、知恵がある。

 

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川津幸子さん直伝、手際よくおいしいものを作るために役立つこと。

「100文字レシピ」の生みの親、川津幸子さんに教わる料理の基本。省いてよい手間、よくない手間、道具や準備などについて聞きました。

撮影・青木和義 スタイリング・綾部恵美子 文・新田草子

食材を最初に揃える、切ったらボウルへ。段取りよく作るために工夫していること。

身体を調理台に対して45度に開くと包丁が使いやすい。これもプロの技。
身体を調理台に対して45度に開くと包丁が使いやすい。これもプロの技。

さあ作るぞ!と決めたら私はいつも、材料をすべて冷蔵庫から出してしまいます。調味料も全部。「あ、あれが出てない」と何度も冷蔵庫を開け閉めするのは手間ですよね。食材を揃えながら、「これとこれをまとめて切って……」などと、手順も整理できます。

食材を切ったらまな板の上に置きっぱなしにせず、すぐに小さなボウルに移すことも鉄則。まな板をいつも広く使えるし、鍋に入れるときにほかの食材が混じってしまうこともなく、効率的です。ボウルに移すときは、プラスチックのスケッパーが断然便利。包丁だと危ないしこぼれたりしますが、スケッパーならひとすくいです。

必要な材料は全部出しておく。料理ごとにバットに仕分けるとさらによい。
必要な材料は全部出しておく。料理ごとにバットに仕分けるとさらによい。
小さなボウルを利用して、まな板はいつも広々。スケッパーがあると重宝する。
小さなボウルを利用して、まな板はいつも広々。スケッパーがあると重宝する。

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