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アプリなしでも素敵な写真に! 渡辺有子さんのスマホカメラ撮影テクニック。

特別な加工アプリを入れる必要なし。スマホ本体が備えたカメラ機能を使いこなす達人に、簡単で効果的なコツを教えてもらった。

撮影・岩本慶三 文・河野友紀

自然光で撮る。撮りたいものを窓際に持っていく。

インスタグラムにアップする写真は、アトリエで撮影することが多い。
「必ず窓に近いところに被写体を持っていき、自然光が入る場所で撮影します。料理も食材も雑貨も、陽の光が最も被写体を美しく、自然に見せてくれる。夜に行ったレストランなど自然光がない場所では、写真を撮らないことが多いです」

アプリなしでも素敵な写真に! 渡辺有子さんのスマホカメラ撮影テクニック。
窓の近くの自然光が入るテーブルに、りんごと洋梨を持っていきそれぞれ別に撮影。妙な影ができないので、初心者でも撮りやすい。
窓の近くの自然光が入るテーブルに、りんごと洋梨を持っていきそれぞれ別に撮影。妙な影ができないので、初心者でも撮りやすい。

余計なものを入れないよう背景を整理する。

撮りたいものの背景に多くの要素が写り込んでいると、“その写真で伝えたいこと”がぼやける結果に。
「実際に物を片づける場合もありますが、カメラの角度や位置を変えれば、余計なものを入れずに撮影することが可能。斜めに構えているのを、俯瞰(上から見る)角度に構え直すだけでも、画面がすっきりします」

写り込むキッチンを構える角度で画面の外へ。

(OK例)カメラを高く持ち、被写体の皿を上から見下ろす角度に構えることで、写り込んでいたキッチンを除いた画角が完成。
(OK例)カメラを高く持ち、被写体の皿を上から見下ろす角度に構えることで、写り込んでいたキッチンを除いた画角が完成。
(NG例)目線より低めの位置から、被写体に対して斜めに撮った写真がNG例。撮りたい皿の向こうにキッチンが写り込み散漫な印象。
(NG例)目線より低めの位置から、被写体に対して斜めに撮った写真がNG例。撮りたい皿の向こうにキッチンが写り込み散漫な印象。
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