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グルタミン酸で肉のうまみをアップ!「にらトマしょうゆダレ」の作り方。

トマトとニラを使った色鮮やかなつけダレで肉のうまみを引き出したレシピを紹介します。

撮影・三東サイ スタイリング・荻野玲子 文・黒澤 彩 撮影協力・UTUWA

彩り豊かな2種類の生野菜を使った漬けダレは少し意外だが、これにも肉を漬けるメリットがある。「すりおろした玉ねぎに肉を漬ける方法はよく知られていますが、同じように、ニラも肉を柔らかくする硫化アリルを含んでいます。グルタミン酸が多いトマトとニラの相乗効果で、うま味も強く感じられます」と栗山さん。それらの成分を最大限に引き出すためにも、野菜はできるだけ細かく切り、水っぽくならないようにトマトの種の部分を取り除いておくのもポイント。そのままパスタに和えたり、豆腐にのせて食べてもおいしいこの漬けダレ。加熱することでトマトの甘みが出てとろりとした食感になる。火を通し過ぎるとニラが変色するので、煮込む場合は5分程度を目安に。

にらトマしょうゆダレのつくり方

材料(作りやすい分量)トマト(中)2個 ニラ¼束 砂糖、酒各小さじ1 醬油大さじ1

作り方 ①トマトはヘタを取り、種を取って5㎜角に切る。ニラは1㎝幅に切る。② ①をボウルに入れ、砂糖、酒、醤油を混ぜる。

トマトは5㎜幅の輪切りにしてから竹串や楊枝などを使って種を取る。
トマトは5㎜幅の輪切りにしてから竹串や楊枝などを使って種を取る。
トマトは角切りに。ソー ス状にしたいときは、すりおろして漉しても。
トマトは角切りに。ソー ス状にしたいときは、すりおろして漉しても。
砂糖、酒、醤油を野菜と 合わせ混ぜ、5分置いてなじませる。
砂糖、酒、醤油を野菜と 合わせ混ぜ、5分置いてなじませる。
完成
完成

牛肉のっけそうめん

漬け時間が短く、思い立ったらすぐに作れるのがうれしい。漬けダレを軽く煮立たせてソースにするので、野菜も残さず食べきれる。

材料(2人分) にらトマしょうゆダレ そうめん(ひやむぎなど好みの麺で)160g 牛焼き肉用肉(部位…

材料(2人分) にらトマしょうゆダレ そうめん(ひやむぎなど好みの麺で)160g 牛焼き肉用肉(部位はお好み。写真はカルビ)150g ごま油大さじ1 塩、こしょう各少々

作り方 ①牛肉は塩・こしょうをふり、タレに10分程度漬ける。そうめんは袋の表示に従って茹でて氷水でしめ、水気を切って器に盛る。②フライパンにごま油を熱し、牛肉の両面を焼いたら、そうめんにのせる。同じフライパンに、残った漬けダレを全部入れてひと煮立ちさせ、そうめんに回しかける。

鶏手羽先のにらトマト煮

材料はほぼ肉とタレのみ。鶏手羽先と野菜のヘルシー料理なのにボリュームは満点。鍋一つでたくさん作れるので、おもてなし料理にも。

材料(2人分) にらトマしょうゆダレ 鶏手羽先4本 サラダ油大さじ1 塩、こしょう各少々 作り方 ①…

材料(2人分) にらトマしょうゆダレ 鶏手羽先4本 サラダ油大さじ1 塩、こしょう各少々

作り方 ①鶏手羽先の皮目に2本、裏側に1本、骨に当たるまで切り込みを入れる。水気を拭き、塩・こしょうをふって、タレに15~30分漬ける。②鍋にサラダ油を熱し、①の鶏肉の皮目を下にして並べ、蓋をして両面を2分ずつ焼く。③残った漬けダレを加え、煮立ったら、蓋をして弱火にする。5分煮て、器に盛る。

『クロワッサン』950号より

●栗山真由美さん 料理家/栄養士の資格を持ち、素材の持ち味を生かした体にやさしいレシピを提案。著書に『ゆる粕レシピ』(池田書店)など。

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