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現地での偶然の出会いを楽しみながら、“ハーフひとり旅”──スタイリスト・地曳いく子さん

大人の旅は自由に“自分に心地いい”スタイルで。スタイリストの地曳いく子さんに、今、楽しんでいる旅のスタイルを聞きました。

イラストレーション・辻本まみ 文・小沢緑子

パリ、ロンドン、NYなど世界各国を、仕事でもプライベートでもひとりで旅をする
パリ、ロンドン、NYなど世界各国を、仕事でもプライベートでもひとりで旅をする

「20代の頃は、バックパッカーだったんですよ。海外ロケから帰国して、またすぐに出かけて1泊10ドルの安宿に泊まり歩いたり」と、地曳いく子さん。

基本はひとり旅。イギリス縦断など推しのロックバンドの世界ツアーに遠征、日本でも歌舞伎の追っかけで地方公演を気軽にひとりで回る。

「昔は女性のひとり旅は珍しかったけれど、撮影でアフリカロケに行くときも『ロンドンに寄ってモデルさんも連れてきて』みたいな現地集合が多くて、それに鍛えられました(笑)」

さらに地曳さんならではの愉しみ方が、現地ですぐ友だちを作ること。

「ライブ会場で隣になったり、カフェで話しかけられたり。10年以上前にロサンゼルスのライブで友だちになったヒッピーのメアリーはもう80代だけど、今もSNSで『また会いたいね』と交流しています。日本でも各地に友人がいて、旅の間に夜ごはんだけ合流したりするので、厳密にいうと私の場合は“ハーフひとり旅”ですね」

推しを追って、ライブやフェスにも参戦
推しを追って、ライブやフェスにも参戦

最近のハーフひとり旅が京都。友人カップルのパーティーに参加後、思い立って翌朝から行きたかった神社を巡る“ご利益旅”をひとりで楽しんだ。

「そのモデルコースはチャッピー(ChatGPT)に作ってもらったんです。『夜間拝観に行きたいけれど、バスはある?』『◯時に東京に帰るけれどほかにもどこかに寄れる?』と聞くと、『モデルコースを作りましょうか』って。旅のいいコンシェルジュになってくれますよ」

地曳さんにとって、ひとり旅とは?

「私は日頃のルーティンから抜け出すために旅に出かけるので、毎回サイコロを振って“偶然起こる”ことを楽しむ感覚。ひとりなら途中で変更したりフレキシブルに楽しめるでしょう」

そのためにも今、地曳さんの旅の一番の必需品がモバイルバッテリー。

「スマホがない時代は綿密に下調べをしましたが、今はGoogleアプリがあれば何とかなるので」

旅の服装は、シワになりにくいジャージ素材のワンピース、フラットシューズ、ストールが三種の神器という。

「ワンピースは最強。大ぶりのアクセサリーやスカーフを巻けばオペラも行けるし、散歩したいときはフラットシューズを合わせればラク。旅にいつもと同じ便利さを持ち込もうとすると荷物はどんどん増えますが“不自由さ”も楽しもうと考えると荷物が減り、身軽に旅ができるようになりますよ」

現地での偶然の出会いを楽しみながら、“ハーフひとり旅”──スタイリスト・地曳いく子さん

「海外なら現地でスマホを使うためにeSIM、タッチ式のクレジットカード、エアタグも必須。浄水機能付きのブリタの水筒も持っていきます。もし何かあっても人間、水さえあれば何とかなりますから」

  • 地曳いく子 さん (じびき・いくこ)

    スタイリスト

    多数のファッション誌で活躍。著書は『大人の旅はどこへでも行ける 50代からの大人ひとり旅』『服を買うなら、捨てなさい』など。インスタグラム:@ikukoluv

『クロワッサン』1158号より

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