アイドルの夢を絶たれた女の子が臨む、世界最高峰の舞台─「Golden」(HUNTR/X)
高橋芳朗の暮らしのプレイリスト。世界最高峰の音楽の祭典、グラミー賞授賞式がまもなく開催。中でも高い関心を集めているのが映画『KPOPガールズ!デーモン・ハンターズ』主題歌「Golden」。メインボーカル担当で楽曲のソングライターのひとりでもあるEJAEは、かつて大手事務所SMエンターテインメントの練習生でした。
文・高橋芳朗
世界最高峰の音楽の祭典、第68回グラミー賞授賞式がまもなく2月1日にロサンゼルスで開催。今回は最多の9部門でノミネートを果たしたラッパーのケンドリック・ラマーのほか、K-POP勢の躍進が目を引きます。
中でも高い関心を集めているのがNetflixの最多視聴記録を更新したオリジナルアニメーション映画『KPOPガールズ!デーモン・ハンターズ』主題歌、作中の3人組ガールグループ「HUNTR/X」(ハントリックス)が歌う「Golden」。この曲は主要部門の最優秀楽曲賞を含む4部門でノミネートされています。
米英のシングルチャートも制した「Golden」の成功によって脚光を浴びている人物が、メインボーカル担当で楽曲のソングライターのひとりでもあるEJAE(イジェ)。1991年生まれの彼女はかつて東方神起や少女時代らが所属する大手事務所SMエンターテインメントの練習生でしたが、残念ながらアイドルデビューの夢は叶わず2011年にSMを退社して渡米。ソングライターを志して修業を積んだのち、現在では数々のK-POPのヒット曲を手がける売れっ子作家に成長しました。
そんな中でEJAEにめぐってきた今回の大役。現実世界でアイドルの道を絶たれた女の子が15年後、架空のアイドルの姿を借りて世界の頂点に臨むドラマティックな展開に俄然期待が高まります。K-POP史上初の受賞達成なるか、注目しましょう。
『クロワッサン』1158号より
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