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中島 歩さんが語る、連ドラ初主演作『俺たちバッドバーバーズ』──「今の世の中に、ロマンチックって必要なんだろうと思いましたね」

「僕は正統派イケメン俳優ではない」と自らを語り、憎めないキャラクターに存在感が光る新星の登場です。文豪・国木田独歩の玄孫の中島 歩さんにインタビューしました。

撮影・山本康典 スタイリング・上野健太郎 ヘア&メイク・小林雄美 文・中田 花

中島 歩(なかじま・あゆむ)さん 俳優。1988年、宮城県生まれ。2025年は連続テレビ小説『あんぱん』、連続ドラマ『愛の、がっこう。』に出演し注目を集める。草川拓弥とW主演する連続ドラマ『俺たちバッドバーバーズ』は2026年1月9日から放送(毎週金曜深夜0時42分~、テレ東系)。また大河ドラマ『豊臣兄弟!』にも出演予定
中島 歩(なかじま・あゆむ)さん 俳優。1988年、宮城県生まれ。2025年は連続テレビ小説『あんぱん』、連続ドラマ『愛の、がっこう。』に出演し注目を集める。草川拓弥とW主演する連続ドラマ『俺たちバッドバーバーズ』は2026年1月9日から放送(毎週金曜深夜0時42分~、テレ東系)。また大河ドラマ『豊臣兄弟!』にも出演予定

「このドラマで僕がするのは、マレットっていう髪型で。世界で一番ダサいと称されている髪型なんです」と中島歩さんが笑うのは、2026年1月スタートの連続ドラマ『俺たちバッドバーバーズ』で演じる理容師のヘアスタイルのこと。マレットは中島さんの発案で、衣装もほぼ自宅から持ち込んだそう。

「プロデューサーはちょっと首をかしげてたんです。でもこれじゃなきゃできないよ、みたいな訳のわからないことを言って説得して(笑)」というビジュアルも話題の「理容師アクションコメディー」が、連ドラ初主演作に。

極めてスローな独特の語り口。モデル出身で184cm、細身のルックスが昭和のクラシックな風情を感じさせるのは、2025年春に演じた朝ドラ『あんぱん』のイメージだろうか。主人公・のぶの夫「次郎」役を誠実に、美しく演じた。

「あの役は新鮮でした。こんなにまっとうなことしか言わない人をどうやって演じるの?と。出演シーンもそこそこに、いきなりヒロインと結婚、そして死んでいくという。高倉健さんの映画を最近見たんですが、ファンタジー大事だなと。みなさんやっぱり、いい人が好きなんですよね。世の中にロマンチックって必要だと思いました」

ジャケット14万800円、シャツ9万6800円、パンツ10万7800円(以上フランク リーダー/マッハ55リミテッド TEL:03-5846-9535)
ジャケット14万800円、シャツ9万6800円、パンツ10万7800円(以上フランク リーダー/マッハ55リミテッド TEL:03-5846-9535)

明治時代の文豪・国木田独歩の玄孫であるのはちょっと有名な話。

「いやあ、聞いたのは小学校くらいですかね。でも別に知らない人だから(笑)。少し特別な気分にさせてもらった気はします」と飄々としたもの。だが、国語の教員免許を持っていると聞けば、バッグの中には文庫本でも?

「昔は入ってましたが、最近はもう言葉はうんざりで(笑)。今日ですか?鍵と財布と、携帯の充電器。あとはティッシュと手ぬぐい、ミントのタブレット、台本です。まあそれから……ひと握りの夢と……(笑)」

どんな俳優になるのが夢ですか?

「トップというか主演を、いろいろとやれるように。あとは……もっと有名になりたいなって思います」と言いながら、「一般人に見つかった」という設定の中島歩を演じはじめる。「え? 僕?」と自分を指差したり、「撮らないで~」と顔を隠したり、「シーッ」と口止めのポーズを作るなど、全力の演技でスタッフを笑わせてくれる。

「けどそうですぜ、俺がその中島ですぜ、みたいな(笑)。ただ品がないですからね、だっさいですからね、有名になりたい、は。でも、いちばん素直な言葉だな、とも思ってます」

『クロワッサン』1156号より

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