お風呂・鏡・掃除機の掃除方法を徹底解説! ──カビや水アカ、埃を取り除いて浄化パワーをアップ
撮影・黒川ひろみ 文・熊坂麻美
カビや水アカを放置しない!
「悪い気を流す」役割がある水回りも、意識して清潔を保ちたい。とくに運気を停滞させる原因になるカビやぬめりは徹底的に除去!
お風呂
「疲れを癒やして厄を落とす浴室は、浄化と再生の場所。邪気を放つカビやぬめりはもちろん、水栓まわりの水アカも放置は厳禁。また、湿気はカビの原因にもなるため、換気は必須です。水気の残っていないカラッと清潔な浴室は、健康運や金運アップにつながります」(開運ライフスタイルアドバイザー・愛新覚羅ゆうはんさん)
1. カビ
カビ汚れは、お風呂用の中性洗剤では充分に落とせない。殺菌作用でカビの組織や酵素を強力に破壊する塩素系漂白剤を使おう。まずは、カビ全体にしっかりと吹きかける。
洗剤をなるべくカビ汚れに密着させ、30分ほど置き、カビの根まで洗剤を浸透させる。次に洗剤を水でしっかり流す。軽いカビはこれだけで落ちる。
カビ以外の汚れがついていることがあるので、ブラシでこすり洗いするときれいに。ダイソーの〈サッシブラシ〉は持ちやすく、細い隙間にもフィットしてお風呂掃除にも向く。
2. 石鹼カス
浴室の椅子などについた頑固な白い汚れは「金属石鹼」と呼ばれ、水や洗剤では落ちない。アクリル樹脂製のスクレーパー〈根岸棒〉を使って、物理的にこそげ取るのが効果的。
3. 水アカ
鏡や水栓に付着するウロコ状の水アカには、クレンザーがおすすめ。ただし、素材を傷つける恐れもあるため、研磨力の弱いクレンザーから試すのがよい。
クレンザーを少量つけた薄手のゴム手袋をはめた指で軽くこすっていく。手袋を使うことでクレンザーが汚れに密着し、指先の感覚で細かいところも磨きやすい。
水アカが落ちたら乾いたクロスで拭く。汚れがしつこい場合、ゴム手袋に軍手を重ねると汚れを絡め取る力がアップ。左のクレンザーは、強すぎない研磨力と洗浄力のバランスが特徴。
邪気を反射・浄化するものを清める
負のエネルギーを跳ね返す鏡はこまめに磨き、埃や邪気を吸い取る掃除機も定期的に清掃して、浄化のパワーをアップさせよう。
鏡
「鏡は、気を反射して増幅させる特別なアイテム。玄関に置くことで悪い気を跳ね返し、リビングなどで整った部屋を映せばポジティブな気を広げることができます。小さめの鏡でも充分パワーがあります。いつも鏡が清潔でピカピカなら、その効果は倍増します」
埃が薄くかぶっていたり、化粧水や乳液がついた手で触ってしまったりした鏡の汚れは、〈超電水クリーン シュ! シュ!〉を吹きかける。
次に、乾いたマイクロファイバークロスで拭き上げる。〈超電水クリーン シュ! シュ!〉は水に戻るので、洗剤カスが残る心配もなし。水滴だけは残らないように注意。
掃除機
「汚れた雑巾で床を拭くとかえって汚れを広げてしまうように、掃除道具を清潔に保つことは重要です。埃と一緒に邪気を吸い取る掃除機は、日々の浄化を支える頼もしい存在。その分、悪いエネルギーもたまりやすいため、掃除機自体のお手入れが欠かせません」
吸引力低下の原因になるパイプ内のゴミの詰まりは、ブラシで掻き出す。360度植毛の〈くらしブラシ〉は、細いパイプにもフィットするうえ、反対側がヘラになったすぐれもの!
ノズルのブラシ部分にからまった髪の毛や埃は、ヘラで掻き出す。性能維持にもつながるため、フィルターやダストケースと合わせて定期的な清掃を。
捨てて開運!
「不用品や壊れたもの、汚れやすいものは、悪い気をためこんで家全体の運気を下げる原因に。それらを手放せば、空いたスペースに良い気や幸運が入ってきます」
ほつれた衣類や靴の綻びから幸せは逃げる
いくら愛着があっても、ほつれたり穴のあいた衣類や靴は、運気低下を招く。潔く捨てよう。
壊れたもの、使わないものは殺気をはらむ!?
止まった時計など長く使っていないものは「死」を意味し、邪気より強い殺気が宿る。即処分を。
ぬめりやすい風呂のフタは捨ててスッキリ
邪気を生む、ぬめりが出やすいお風呂のフタは、使わないなら捨ててしまうのもひとつの手。
『クロワッサン』1156号より
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