「玄関」「窓」の掃除方法を徹底解説! ──運気の出入り口はキレイをキープ
撮影・黒川ひろみ 文・熊坂麻美
玄関と窓は、風水において重要な「運気の出入り口」。常に清潔に明るく保つことで、家全体の気の流れが整う作用もある。
玄関
「玄関は『家の顔』。清潔を保てば良い気がスムーズに流れ込みますが、外から入る汚れとともに邪気が床にたまりやすいため、たたきの水拭きは週に1度は実践を。靴や荷物が散乱し、暗く湿気のある玄関は『停滞の気』を呼ぶので注意して」(開運ライフスタイルアドバイザー・愛新覚羅ゆうはんさん)
まず、たたきに埃や砂を集めて掃除機で吸い取る。巾木や隅の埃は刷毛を使うと便利。埃掃除には、幅が広すぎず、毛足の長い刷毛が使いやすい。
水に濡らして固く絞った雑巾でたたきを拭く。軽い汚れなら水拭きだけで充分だが、黒ずみが目立つ場合は、ブラシやメラミンスポンジを使うとするりと落ちる。
凹凸のある床には…
凹凸のある床の汚れにおすすめなのが、〈ゴムポンバスブラシ〉。ゴムの摩擦力と吸着力で、細かい溝の汚れも掻き出して落とす。水だけでも洗浄力は高いが、洗剤と併用しても。
窓
「空気を入れ替えて光を取り入れる窓は、玄関に次ぐ、気の通り道。外からの邪気をキャッチするレースカーテンは、定期的に洗濯を。良い気を遮らないように窓ガラスは定期的に磨き、砂埃がたまって邪気の温床になりやすいサッシはこまめにきれいにしましょう」
邪気だけでなく、結露や湿気でカビ胞子も繁殖しやすいサッシ。まずは溝に固まった砂埃を、先の細いヘラで崩してこそげ落とす。プラスチック製ならサッシを傷つけにくい。
刷毛でちりを掻き出して掃除機で吸い取る。カビ胞子に水を与えないよう、サッシの汚れは8割がた落としてから水で流す。水を流せない場合は次の水拭きへ。
ヘラでウエットクロスを溝に押し込み、拭き上げる。洗剤付きのクロスは、白く残りやすいため不向き。水100%のウエットシートかアルコールタイプがよい。
『クロワッサン』1156号より
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