作家・甘糟りり子さん──プロが使う道具を真似っこして背伸びするのが好き
調理を楽しく、仕上がりをおいしくしてくれる優れた台所道具たち。暮らしに合わせて試行錯誤して選び、たどり着いたマイベストツールを、道具好きの作家・甘糟りり子さんに聞きました。
撮影・上原未嗣 文・長谷川未緒
料理好きで知られる作家の甘糟りり子さん宅には、レストランのシェフに教えてもらって愛用品になったという台所道具が多い。
「あこがれて真似してみると、プロの使う道具は発見が多いんですよね。より料理が好きになります」
また、便利さ以上に台所にいることがうれしくなる道具も好きだという。
「自分なりの手触りに育っていくキッチンクロスなど、気分が上がる道具の力も借りて、料理を楽しんでいます」
1. ツヴィリング
アスパラガス・パスタ用ポット16cm
湯切り用の中カゴ付き。「よく行くビストロで教えてもらいました。これだとお湯が少なくてすむし、沸かす時間も短縮できます」。外寸幅17.1×奥行23.9×高さ23.3cm、容量4.5L 1万4300円(TEL:0120-75-7155)
2. Ama & Loup(ア・マ・エルー)
リネンクロス
リトアニア産リネンを中心に、厳選した麻100%の生地を使用し、1点ずつ手作りしている。「しっかりした手触りからクタッとしてくる変化も楽しめます」。縦75×横50cm 2,350円(https://amaetloup.base.shop)
3. トミタ
トミタ式おろし金
特許取得の突起で、食材を最後まですりおろせる。スポンジもひっかからない。「おろし金で流血しがちでしたが、これは触れても安全です」。高さ0.5×幅18×奥行8cm 3,960円(https://tomita-enrei.shop-pro.jp)
『クロワッサン』1151号より
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