10月9日発売の『クロワッサン』最新号は「工夫のある台所と道具。」
文・クロワッサン編集部
台所は、そこに住む人の人柄、大切にしているもの、美学など、さまざまなものが映し出される場所。美しい道具だけが選り抜かれている台所、徹底的に動線が考え抜かれている台所、かわいいものや色鮮やかなものが彩りを与え、所狭しと並んでいる台所……。そして、作り手の知恵を凝縮させ、用の美が追求された道具も、日本には沢山あります。台所と道具を、どちらも「工夫」という切り口でとらえた今号。自分のキッチンにも取り入れたくなるアイディアや、手に入れたくなるアイテムが満載です。
また、この号で紹介している一部商品を、2025年10月10日~25日に開催する「マガジンハウス博」の会場Ginza Sony Park地下1階「クロワッサンの店 マガジンハウス博SPECIAL」で販売します! なかなかないこの機会、ぜひ足をお運びください。
心地よく整えられた、私の台所
年季の入った賃貸のキッチンや、リノベで実現した使いやすい土台を自分流にアレンジしたキッチン。3人の個性的かつ工夫いっぱいの台所を見せていただきました。
職人の手仕事で生まれる道具
作って、使ってみて、改良して。コツコツと積み上げられた確かな技術をもとに少しずつ作られる、手仕事の調理道具。和桶、タワシ、中華鍋、それぞれが生まれる過程を取材。
料理家たちの愛する器
日々料理について考え、作り出す料理家たちが自宅で愛用する器はどんなもの? ワタナベマキさんには和の器、小堀紀代美さんには洋の器を推薦いただきました。さまざまな白い器を愛用する内田真美さん&服部恭子さん(YAECAデザイナー)の特別対談も。
郷土の味を支える調理道具
鬼おろし、すりこぎ棒、にしん鉢……。日本各地で作られ、土地の料理作りに欠かせない道具があります。地方で愛される料理とその道具を、地域食の研究をフィールドワークとする料理家・minokamoさんの料理とともに紹介。
試行錯誤してたどり着いた、工夫のある道具
料理家の長尾智子さん、イラストレーターのオカヤイヅミさん、作家の甘糟りり子さん。3人がさまざまな変遷を経て、現在愛用する道具とは。
CONTENTS
Croissant
No.1151
クロワッサン(10月9日発売)
工夫のある台所と道具。
工夫の詰まった、私の台所。
職人の手で生み出される美しい道具。
日本全国、手仕事の現場を訪ねて。
何気ない料理もぐっと絵になる
我が家の食卓に欠かせない器。
「動線」を意識して物を整理する、
ストレスフリーな台所の考え方。
お米だけは絶対においしく食べたい!
昔ながらの知恵が詰まった、
郷土料理のための調理器具。
暮らしに読点を打つように。
自分で淹れたお茶のある時間。
私の暮らしに欠かせない、
試行錯誤して選んだとっておき。
毎日気持ちよく使いたい。
エコで丁寧な清潔キープ術。
使い勝手を支えるデザインの秘密。
機能にこだわるプロのプライド。
暗い、不便、狭い…を一気に解消。
50代からのリフォームのコツ。