暮らしに役立つ、知恵がある。

 

9月25日発売の『クロワッサン』最新号は「老舗のいいもの。」

文・クロワッサン編集部

9月25日発売の『クロワッサン』最新号は「老舗のいいもの。」

長い年月をかけて磨かれてきた名品や味を探し、じっくり取材してきました。百年以上の歴史をもつ調味料や、使うほどに手に馴染む日用品、職人の手仕事が光る器や家具、通い続けたい酒場や宿まで。変わらない良さと、時代に合わせて進化する工夫、その両方に出会えるのが魅力です。長く愛せるものを選びたいという人は、ぜひ本誌を手に取ってみてほしい。「老舗のいいもの」との出合いが、いつもの暮らしを特別に彩ってくれるはずです。

暮らし巧者が愛用する老舗の日用品
長く支持されてきた老舗の品は、各々の物語と意匠が使う喜びを与えてくれるもの。美しくて、使いやすい日用品の名品の数々。

民芸イタヤ工房のかごバッグ
民芸イタヤ工房のかごバッグ
オゼキのAKARI
オゼキのAKARI
オミノ洋傘店の竹ハンドルの長傘
オミノ洋傘店の竹ハンドルの長傘
民芸イタヤ工房のかごバッグ
オゼキのAKARI
オミノ洋傘店の竹ハンドルの長傘

日常の贅沢“百年調味料”
親も祖父母も、なんならご先祖様も、同じ味を食べてきたかと思うと感慨も深い。100年以上にわたって私たちの食文化を支えてきた珠玉の調味料。

正金(しょうきん)醤油の築150年近いもろみ蔵での撹拌作業
正金(しょうきん)醤油の築150年近いもろみ蔵での撹拌作業
醤(ひしお)の郷(さと)の伝統をつなぐ 小豆島の醤油仕込み。まるや八丁味噌の有機八丁味噌
醤(ひしお)の郷(さと)の伝統をつなぐ 小豆島の醤油仕込み。まるや八丁味噌の有機八丁味噌
白扇酒造の福来純(ふくらいじゅん)「伝統製法」熟成本みりん
白扇酒造の福来純(ふくらいじゅん)「伝統製法」熟成本みりん
正金(しょうきん)醤油の築150年近いもろみ蔵での撹拌作業
醤(ひしお)の郷(さと)の伝統をつなぐ 小豆島の醤油仕込み。まるや八丁味噌の有機八丁味噌
白扇酒造の福来純(ふくらいじゅん)「伝統製法」熟成本みりん

二百年続く旅館の美意識
数多くの要人・文人に愛され続ける京都の旅館『柊家』。時を経ても変わらないあたたかなもてなしと、進化し続ける老舗の在り方から学べること。

「来たる者、帰るが如し」。 我が家に帰ったようなくつろぎを旅人に
「来たる者、帰るが如し」。 我が家に帰ったようなくつろぎを旅人に
『柊屋』でもっとも古い江戸末期に建てられた一角の14号室。川端康成が愛したこの部屋は、当時の趣を残す
『柊屋』でもっとも古い江戸末期に建てられた一角の14号室。川端康成が愛したこの部屋は、当時の趣を残す
花あしらいは、空間をなごます季節の野の花を
花あしらいは、空間をなごます季節の野の花を
玄関脇には手水桶と柄杓。宿泊客を迎える前には打ち水をし、場を清める
玄関脇には手水桶と柄杓。宿泊客を迎える前には打ち水をし、場を清める
「来たる者、帰るが如し」。 我が家に帰ったようなくつろぎを旅人に
『柊屋』でもっとも古い江戸末期に建てられた一角の14号室。川端康成が愛したこの部屋は、当時の趣を残す
花あしらいは、空間をなごます季節の野の花を
玄関脇には手水桶と柄杓。宿泊客を迎える前には打ち水をし、場を清める

変わらない雰囲気に安らぐ名店
守り続ける味と佇まい。東京で何世代にもわたって続いてきた、魅力ある老舗の喫茶店、居酒屋、食堂をご紹介。

作家の角田光代さんが15年近く通う、「荻窪 鳥もと」
作家の角田光代さんが15年近く通う、「荻窪 鳥もと」
「浅草 銀座ブラジル」 左・店主の梶純一さん 右・浅草出身の安澤千尋さん
「浅草 銀座ブラジル」 左・店主の梶純一さん 右・浅草出身の安澤千尋さん
「大森 洋食入舟」の海老フライ
「大森 洋食入舟」の海老フライ
「神保町 ラドリオ」のケーキセット
「神保町 ラドリオ」のケーキセット
作家の角田光代さんが15年近く通う、「荻窪 鳥もと」
「浅草 銀座ブラジル」 左・店主の梶純一さん 右・浅草出身の安澤千尋さん
「大森 洋食入舟」の海老フライ
「神保町 ラドリオ」のケーキセット

普段使いのロングセラー
身近な存在で普段は意識しないけど、遡ると誕生が古い商品。改めてひもとくと、画期的な開発秘話と世代を繋ぐ思い出が詰まっていました。

左・庶民文化研究家の町田 忍さん 右・モデル、俳優の菊池亜希子さん
左・庶民文化研究家の町田 忍さん 右・モデル、俳優の菊池亜希子さん
崎陽軒のシウマイ
崎陽軒のシウマイ
江崎グリコのグリコ
江崎グリコのグリコ
不二家のミルキー
不二家のミルキー
左・庶民文化研究家の町田 忍さん 右・モデル、俳優の菊池亜希子さん
崎陽軒のシウマイ
江崎グリコのグリコ
不二家のミルキー

CONTENTS
Croissant No.1150
クロワッサン(9月25日発売)

老舗のいいもの。

エッセイ・平松洋子

美しく使いやすいから薦めます。
心ふくよかになる老舗の日用品。

受け継いでいるのは食の知恵。
日常の贅沢“百年調味料”。

常に新しく、ずっと魅力的。
伝統を守りながら挑戦する心意気。

もらってうれしい、あげて誇らしい
ふるさと自慢の風情ある逸品。

民芸の心をつないで300年。
一子相伝、小鹿田焼の里を訪ねて。

京の歴史に磨かれた匠、
老舗で探す価値あるおみやげ。

花あしらい、打ち水、丁寧な掃除。
二百年続く旅館の美意識に学ぶ。

巡り来る季節を寿ぎ愛でる。
小さな芸術品、京菓子のこころ。

世代を超えてつなぐ味、
変わらない雰囲気に安らぐ名店。

銀座と鎌倉、そぞろ歩けば
街の人たちに愛される店がいっぱい。

普段使いのロングセラー商品。
今も昔もお世話になっています。

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