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クロワッサン読者世代の“家計の事情”調査──老後に備えるなら、節約だけでなく収入を増やすという選択肢も

1億総節約時代といわれる今。クロワッサン読者世代の女性を対象にそれぞれの節約事情を調査! 結果をFP丸山晴美さんが読み解きます。

イラストレーション・大石さちよ 文・中嶋茉莉花

Q 夫婦の家計の分担比率は?

Q 夫婦の家計の分担比率は?

Q 自分が月に自由に使える額は?

Q 自分が月に自由に使える額は?

Q 夫婦間の家計分担のルールはありますか?

Q 夫婦間の家計分担のルールはありますか?

Q 将来に備えて貯蓄している額は?(総貯蓄額)

Q 将来に備えて貯蓄している額は?(総貯蓄額)

Q 将来に備えて貯蓄している額は?(月の貯金額)

Q 将来に備えて貯蓄している額は?(月の貯金額)

Q 将来に備えて貯蓄している額は?(月の投資額)

Q 将来に備えて貯蓄している額は?(月の投資額)

家計の事情を分析

「節約をがんばっているつもりでも、なかなか貯蓄額が増えていない状況が窺えます。老後に備えるなら、節約だけではなく、収入を増やすという選択肢も。なかなか貯金に回すお金がなくても、手取り月収の10%を目安に先取り貯金をしましょう。通信費、保険、サブスク、ちょこちょこ買いを見直すだけでもいくらか減らせます。40代以降はお金の流れが変わりやすいので、どんぶり勘定はストップ! 節約を意識していても、予算を管理していなければ、節約したつもりで終わります。ちなみに、夫婦の家計は収入を合算して小遣い制にするとお金が貯まり、出し合った額に応じて家事分担の負担を決めると夫婦円満になる傾向に」

丸山さんからの節約アドバイス

「節約は無駄な出費を減らし、必要なところへお金を回すことです。ただ闇雲に節約をするのではなく、優先順位が低いものから見直すとよいでしょう。また、日々のやりくりの中で、買うのではなく作る楽しさなどを見つけられたらしめたものです。トライ&エラーを繰り返してきたクロワッサン世代。購入前にひと呼吸おいて本当に必要かどうかを検討し、同じお金を使うなら何が有意義かを考えて、お金の使い方にメリハリをつけることが、未来のあなたを助けてくれますよ」


[アンケートデータ] ※2025年6月に実施
年 齢 | 40〜70歳
性 別 | 女性
居住地 | 全国
人 数 | 150人(40代、50代、60代以上 各50人)

[回答者の分布]
勤労状況 | 常勤24%、非常勤23%、主婦36%、自営業6%、その他11%
世帯月収 | 30万未満49% 、30〜40万20% 、40〜50万13%、50万以上18%
未 既 婚 | 未婚55名、既婚 95名

  • 丸山晴美 さん (まるやま・はるみ)

    ファイナンシャルプランナー、節約アドバイザー

    節約に徹して1年で200万円を貯蓄。その経験から身の回りの節約術やライフプランを見据えたお金の管理運用について執筆、監修する。

『クロワッサン』1146号より

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