定期的な掃除で電気代の節約にも。今日からできるエアコン節約術【光熱費を抑える知恵】
夏の3大電気代のひとつ、エアコンの節約術について、ファイナンシャルプランナー・西山美紀さんに聞きました。
イラストレーション・寺山武士 文・保手濱奈美
フィルターを月1〜2回掃除する
年間の節約額は、「省エネポータルサイト」によるもの。「フィルターが目詰まりすると空気の通りが悪くなり、冷却時に余計な電力がかかってしまう。定期的な掃除が必要です」
冷やしすぎに注意し、無理のない範囲で設定温度を上げる
1日9時間冷房を使用する場合、設定温度を27℃から1℃上げると年間で約940円の節約に。「熱中症になっては本末転倒なので、健康第一に温度を調節しましょう」
外出時は、昼間でもカーテンを閉める
日中、カーテンを開けて出かけると、部屋に日差しが入り、室温が上昇。「その分、帰宅後に部屋を冷やす時に電力がかかってしまう。夏はカーテンを閉めて出かけるのがおすすめ」
室外機の吹出口にものを置かない
吹出口とは、室外機から暖かい空気や冷たい空気を排出する部分のこと。「その周辺にものを置くと、放出した暖かい空気が再び吸い込まれてしまうため、冷却効果が低下します」
*経済産業省資源エネルギー庁「省エネポータルサイト〈家庭でできる省エネ〉」をもとに作成
『クロワッサン』1146号より
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