出しっぱなしのクセが必ず直る!日用品をしまう7つの法則
撮影・小川朋央 構成&文・堀越和幸
5.薬の整理収納にはあえて救急箱を使わない。
本間さんはいわゆる市販の薬箱を使用していない。
「重いし蓋があるので、取り出しやしまうのに意外に手がかかるのでバスケットのボックスに入れ替えてしまいました」
そしてこれが使いやすい。
「蓋がないので何がどこにあるかが一目で見渡せますし、取り出しやすくしまいやすい」
取り出しやすさの秘訣は薬を縦置きに並べること。
「そして絆創膏などは箱の蓋を外してしまい、一つ一つをあらかじめ切り離しておくと、さらに使い勝手が良くなります」
バスケットのボックスは外用薬と内服薬用の2種に分けておくと、戻す時にもわかりやすい。そして……たくさんある本間家のハサミは、ここにもしっかり格納されていた。
6.ハンガーの数を決め、服の枚数を合わせる。
本間さんによればクローゼット収納の要は実はハンガーの数なのだそうだ。
「クローゼットの幅をハンガーの厚さ(3センチ想定)で割るとクローゼットに収納できる服の最大量がわかります。まずハンガーの本数を逆算的に決めて、その数だけ服を持つ方式にすれば、洋服収納は絶対に崩壊しませんし、着終えたら必ずそこに掛けるというのが習慣になるでしょう」
ハンガーと服は同じ数だけ、過不足なく所有する。そしてできればーー。
「ハンガーは同じもので統一すると収納効率が上がり、見栄えも垢抜けます」
7.メイク道具はポーチにまとめ、使いたい場所に移動。
洗面所のボックスに入れていても、ついリビングなどに置きっ放し、散らかりやすいメイク道具。
「というのを解消するため、私はレギュラーで使うものは全てポーチの中に収め、使う時にはポーチごと移動させて終わったら戻すようにしています」
使ったらポーチに戻し、そのポーチごと洗面所の棚に戻す。とても簡単だ。
「工夫としては、ポーチの中にフィルムケースや包帯の容器などで仕切りを作ったこと。そうすると、物が自立するので、さらに使い勝手がいいんです」
『クロワッサン』1138号より
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