出しっぱなしのクセが必ず直る!日用品をしまう7つの法則
撮影・小川朋央 構成&文・堀越和幸
2.作業中のPCなどをゴソッとしまえるスペースを確保する。
ダイニングテーブルで仕事をする。時間だからそろそろお昼でも、となる。
「広げていた資料やPCをいちいち片づけるのは面倒なので、そのままテーブルの隅に押しやって、という人は多いと思いますが、それだとせっかくの食事が味気なくなりませんか?」
そんな時テーブルのシーンを変えてくれるのが、使っていた道具を丸ごと違う場所に移し替えるという発想だ。
「例えば近くに棚があったとしたら、そこの1段分をテーブル用として空けておく。そうすれば、使用中のままゴソッとワンアクションで入れられます」
3.部屋着や寝巻きはクローゼットの扉の裏に吊るす。
脱いだ部屋着はどこに置いているだろうか? ベッドやソファの上? あるいは椅子の背もたれに掛けたまま?
「それでは部屋がだらしなく見えますよね。私はクローゼットの扉の裏、と場所を決めて、もう何年も続けています」
前述の家の鍵と同様、フックを取り付けるだけなので至って簡単。
「いちいち畳まなくて済むので、これを習慣にするとすごくラクです」
4.ハサミは数を増やし、使う場所ごとに保管する。
よく使うものは家の中をあちこち移動する。だからその都度しまうのが億劫になる。ならば、
「物は減らしたほうがいいとはよく言いますが、あえて使う場所ごとにたくさん持つという提案です。たとえばハサミです」
キッチン、ゴミ捨て場、洗面所……本間家にはなんと合計8カ所にハサミが設置されている。
「使うところに備えて、その居場所を決めておくと、必ずしまう習慣が身につきますよ」
こちらゴミ箱スペースに設置されたハサミ。本間さんはプラゴミを捨てる際は切ってカサを減らしてから処分する。
ハサミのほかにはサインペンなどもそうすることでいざという時に探し回る必要がない。
「私は冷蔵庫の棚の隅にマジックペンを保管していて、食品などのパッケージに買った日付を入れたりして使っています」
この習慣は、かれこれもう10年も続けているそうだ。
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